"未分類"の記事一覧

第1120回 そんなに食べていないのに太っちゃった!

多くの人が、総摂取カロリーを少なくとも20~50%過小評価していることが研究報告で示されてます。言い換えると、自分が考えている量より20~50%多く食べているということです。通常はこれが体重の減らない主たる理由です。(1132、512) 肥満研究における自己申告による食事アンケートのデータも不正確であり、“肥満者ほど摂取量を過…
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お知らせ

ウェブリブログのサービス終了に伴い、当ブログもクローズしようかと思いましたが、データが全て消滅するのは余りにも虚しく、結局はSeesaa Blogに引っ越すことにしました。 この機会に、ブログタイトルも“Nice Body Make…よもやま話”から“科学的根拠に基づいた最効のダイエット指南書”に変更しました。 追記:2022/…
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第1011回 悪魔の証明

悪魔の証明とは? 第99回 欲について千思万考で述べたように、言葉の定義が研究分野によって異なることは珍しいことではなく、「悪魔の証明」という言葉も様々な解釈が展開されているのが実状です。 この言葉は、元来は古代ローマ法における所有権の証明の困難さを言い表す比喩ですが(原義)、現在では「積極的事実(あること)の証明」或い…
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第952回 カロリー制限中に高タンパク食にすると睡眠の質が改善する

米国パデュー大学のWayne W Campbell教授ら研究チームによると、カロリー制限でダイエット中にタンパク質の摂取比率を高めると、タンパク源が動物性(牛肉や豚肉)/植物性(大豆やマメ類)いずれであれ、睡眠の質を向上することができそうです。 American Journal of Clinical Nutrition …
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第936回 男性と女性の生理機能

筋肉が少なく頑固な脂肪で悩む若い男性がLyleに相談しています。色々と参考になると思うので紹介しておきたいと思います。 Q: 近く出版ご予定の著書の中の“女性への推奨”は、テストステロンレベルが低い若い男性にとって、どれくらい考慮すべきものなのでしょうか? TRT(テストステロン補充療法)にかける金銭的な余裕がなく…
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第933回 インスリン抵抗性は脂質の置き換え効果を左右する

飽和脂肪酸の多い食事から一価不飽和脂肪や多価不飽和脂肪酸を含む食事への置き換えは、生活習慣病リスク軽減と関連すると言われていますが、これにはインスリン抵抗性の程度が決定因子として影響することがスペインCórdoba大学/Carlos III衛生研究所/Málaga大学/アイルランドCollege Dubl…
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第930回 低カロリー甘味料はダイエットに有用?

米国パデュー大学のSusie Swithers教授から「ノーカロリー清涼飲料水は意外にも代謝障害を誘発すること」「ダイエットソーダは肥満→糖尿病→心臓病へと健康上の問題に関連する」との研究報告があり、これに対して米国飲料協会から反論の声が上がっていたことは御貴承の通りです・・・第506回 ノーカロリー清涼飲料水 vs 肥満 亦…
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第920回 インスリンの新たな役割・・・脳内ドーパミンを高める

インスリンが血糖値のコントロールや食後の満腹感をもたらすホルモンであることは御貴承の通りですが、『脳の報酬系と快楽中枢を制御する神経伝達物質であるドーパミン分泌にも、従来考えられていた以上に強く関っている』ことが、ニューヨーク大学 Langone 医療センターの新たな研究で明らかになりました。研究チームによると、脳内のインスリンレベ…
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第911回 ボディビルダーの筋肉は役立たず?

ボディビルダーの筋肉は実用性のない見せかけの筋肉だと云われています。 実のところはどうなんでしょうか? NAVERまとめ ボディビルダーの筋肉は使えないというのは誤解であると反論しています。 動画「腕相撲のプロ VS プロボディビルダー」 こちらではボディビルダーがいとも簡単に負けています。 動画「ボデ…
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第878回 あなたのライフスタイルは?

昨年8月から販売の東芝製リストバンド型活動量計Actiband™について、利用者の活動量/睡眠/食事などの身体活動データを解析した生活習慣に関する調査結果が公開されました。 土日と休日は、平日に比べて活動量が減少 平日の全国の消費カロリー中央値は約2500kcal、土日の消費カロリーは約2400kcalに…
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第867回 高塩分摂取は高脂肪食による体重増加を抑える!?

食品業界では、依存性のあるsugars・塩分・脂質の組み合わせに工夫を重ねて、消費者がOver-eating(過食)やHyper-eating(大食)、つまり “もっともっと食べたくなるhyperpalatable foods(超美味の食品)”を製造販売することを大命題としているという非難の声が高まっている中で、米国アイオワ大学から…
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第857回 カロリー制限+運動の組み合わせはインスリン感受性の改善にベスト

「同じく減量しても、カロリー制限と運動を組み合わせて行ったグループは、カロリー制限のみ、或いは運動のみのグループに比べてインスリン感受性は2倍向上した」ことを、米国セントルイス大学の研究グループが糖尿病の専門誌であるDiabetes Careに2015年4月15日付けで報告した。 Diabetes Care Apr1…
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第851回 疫学研究って何か知ってますか?

栄養素と過体重/肥満の関係について、「因果関係」と「相関関係」を混同して語る人が多いので、今回は疫学研究をテーマとしてこの問題に触れたいと思います。 疫学とは特定の人間集団を対象に健康に関わる要因を明らかにする学問で、その研究方法の領域は観察研究と介入研究に二大別されます。 観察研究は疾病の頻度と分布を記述する記…
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第838回 トレッドミル・パフォーマンスで死亡率を予測する

米国Johns Hopkins大学医学部から、「年齢/性別に加えて、運動時の最大心拍数とMETsから算出したフィットネスレベルから10年以内に死亡するリスクを推定する数式を開発した」との研究報告があった。スコアの範囲は-200から+200で、0を超える人は死亡率が低く、マイナス値の人は死亡率が最も高い。スコアが100以上の人は10年…
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第830回 筋肉回復期における白血球IGF-1受容体の発現

はじめに: インスリン様成長因子1(IGF-1)システムは、アナボリックな細胞プロセスにおいて中心的な役割を果たしている。最近では、筋肉修復の免疫応答におけるIGF-1の調節的役割が示唆されているが、それがどのように炎症プロセスを調節しているかは殆ど分かっていない。 本研究では、IGF-1と白血球の相互作用の変化が筋肉修…
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第827回 焼菓子デザートの消費者購入が全米で24%減少

米国では、高カロリーで且つ飽和脂肪酸とsugarが大量に含まれているケーキ、クッキー、パイ、ドーナツ、ペストリーなど穀物ベースの焼菓子製品の消費者購入が2005年~2012年の間に24%減少したことが、米国North Carolina大学の研究で分かりました。 Journal of the Academy of Nut…
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第785回 カロリー表示義務が全米に拡大

オバマ政権は25日、20以上の店舗を持つレストランはメニューに商品のカロリーを表示しなければならないとする最終表示規則を発表した。2010年の医療費負担適正化法(ACA)の一環であるこの変更で、ニューヨーク市とシアトル市でのカロリー表示義務が全米に拡大することになる。 The Wall street journal …
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第775回 腎機能の維持/向上には生活習慣の見直しが必要!?

我が国の人工透析患者数は2012年末で30万人を超え、なお増加の一途をたどっています。人工透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症、慢性腎炎、腎硬化症をはじめとする慢性腎臓病(CKD)が存在しています。新規透析導入患者を減少させるためにはCKDのリスクをできるだけ早期に軽減することが重要であり、そのためには早期発見と生活習慣への早期…
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第765回 砂糖代替品イソマルツロースが糖代謝に及ぼす影響

三井製糖の商品名パラチノースで知られるイソマルツロースは、ショ糖に転移酵素を作用させて結合の仕方を変えたものです。本研究はイソマルツロースvsショ糖がグルコース代謝に及ぼす影響を比較評価したものです。 American Journal of Clinical Nutrition October 2014 vol. 1…
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第742回 .乳製品の降圧効果

“乳製品を1日3サービング食べると男性には降圧効果がある”ことがカナダLaval大学の研究チームから報告された。 Nutrition Journal Aug14 2014 Impact of dairy consumption on essential hypertension: a clinical study …
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第740回 研究論文についての豆知識・・・正しく読むコツ

Endpoint: 治療行為の有効性を示すための評価項目のこと。臨床試験(治験)でのエンドポイントは、治療の目的に合っており、なおかつ、客観的に評価できる項目が望ましいとされている。臨床試験における治療行為で本来求めたいアウトカムは、死亡率の低下、疾患の発症率の低下、QOLの向上、副作用の低減などであり、これらの評価項目は…
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第717回 減塩論争が激しく炎上

米国農務省(USDA)、アメリカ保健社会福祉省(HHS)、及び米国心臓協会(AHA)はナトリウム摂取量を1日当たり1500mg(食塩3.81g)~2300mg(食塩5.84g)とするよう推奨しています。他方、米国医学研究所(IOM)は2300mg以下にすることに反対の意を表明しています・・・第535回 果てしなき減塩論争 このよう…
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713回 空腹時vs非空腹時LDL-C(悪玉コレステロール)の予後値

現行の各種ガイドラインは、心血管リスク評価を目的としたLDL-Cの評価を、8~12時間の絶食による空腹時に行うことを推奨している 今般、米New York University School of MedicineのBethany Doran氏らは、長時間の絶食を伴わない非空腹時LDL-Cの全死亡および心血管疾患死のリスク予後値は…
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第685回 ダイエット vs 科学的根拠(統計学)

社内会議など議論で意思決定を大きくリードするのは、「論理的思考」や「弁舌の才」と言っても過言ではないでしょう。 医療の世界に於いては、かつては弁の達者な医学会の権威者の主張や生物学的ロジックに対して反論の余地がありませんでしたが、現代の医療はEBM(Evidence Based Medicine)と呼ばれ、エビデンスに基づいた医療…
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第680回 乳製品の効能

ミルクおよびチーズともに総コレステロールと悪玉コレステロールを下げた。 American Journal of Clinical Nutrition May 2014 vol. 99 no.5 984-991 Effect of dairy calcium from cheese and milk on fecal…
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第677回 男性不妊は死亡率に関連する

正常精液の基準値を纏めると下表の通りとなりますが、精液異常に因る不妊男性は正常男性に比べて早死リスクが高く、精液に2つ以上の異常が認められる不妊男性は、死亡リスクが2.3倍(95%信頼区間1.12–4.65)であることが、米国Stanford 大学メディカルセンターから報告されました。 Oxford…
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第674回 電子タバコ18歳未満に販売禁止

米食品医薬品局(FDA)は、人気の高まっている電子たばこについて、18歳未満への販売を禁止し、FDAからの承認取得をメーカーに義務付けるなど、連邦当局として初の規制案を発表した。 米FDA、電子たばこに初の規制案―18歳未満への販売禁止 ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年4月25日 今回の規制案は…
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第657回 カロリー摂取量とスタチン使用の経時的傾向(米国)

スタチンとは、コレステロールの合成速度を制御する薬剤で、高コレステロール血症の治療薬として世界中で広く使用され、動脈硬化のペニシリンとも呼ばれます。 スタチンを飲んでいると云う安心感から、ついつい食べ過ぎてしまうという逆効果の傾向がみられることが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で分かりました。 JAMA In…
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第653回 トランスパルミトオレイン酸は体内でも作られる

“トランスパルミトオレイン酸は食事性バクセン酸から体内で生成される”ことがドイツのフリードリヒ・シラー大学イェーナから報告された。 解説: 脂肪酸部分は、炭素と隣り合う炭素がひとつの結合の手で結びついた「飽和結合」と、炭素同士がふたつの結合の手で結びついた「不飽和結合(二重結合)」のものがあります。炭素鎖がすべて飽…
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第652回 小児肥満 vs タンパク質

解説 オーストラリアAdelaide大学などによる研究で、生後1ヶ月で体重が40%以上増えた子供は、15%しか増えなかった子供に比べて、6歳児でのIQが平均して1.5ポイント高いことが報告されています。他方、乳児期の急速な体重増加が、その後の肥満リスクを増大させるというネガティブな研究報告も多々あります。例えば、ドイツDr. vo…
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第644回 カフェイン及びビートジュースのパフォーマンス効果

カフェインと硝酸塩が豊富なビートジュース共に、持久性パフォーマンス向上に効果があるとされていますが、本研究では各々の単一効果並びに併合効果について調べましたが、意外にもビートジュースには効果がない事が示されました。 Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism 10.11…
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第641回 タンパク質はバルジの戦いの重要兵器

バルジの戦いとは、第二次世界大戦の西部戦線におけるドイツ軍の最後の大反撃です。バルジ(Bulge)とは「出っ張り」を指す英語で、ドイツ軍の進撃により戦線の一部が突出したことからアメリカ軍が名付けました。ダイエット分野では『肥満との戦い』と言う意味で使われています。 米国人の三分の一以上が肥満です。しかし、肥満および高血…
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第639回 カロリー制限 vs 老化/死亡率

『カロリー制限は死亡率と加齢に伴う疾患リスクを抑える』ことが、米国ウィスコンシン大学マディソン校による25年間の長期研究の結果として示されました。 写真左はカロリー制限している27歳のCantoで、右はカロリー制限せず好きなだけ食べている29歳のOwenです。 カロリー制限をすることによって、短寿命種の単細胞の酵…
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第638回 BMIと全死因死亡率

死亡リスクはBMI<23で高まる。 故に、過体重よりも寧ろ体重減少に注意を払うべきである。 BMI<18.5だと死亡リスクは1.8倍! BMIが30~34.9の肥満では1.2倍! BMI≧35以上の重度肥満では1.3倍! American Journal of Clinical Nutrition March…
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第637回 肥満パラドックス in Japan

日本循環器学会で、日本人の心不全患者においても「肥満パラドックス」が当てはまることを示唆する研究結果が報告された。 引用記事 日経メディカル 2014/3/24 「肥満パラドックス」は日本人にも当てはまる可能性 日本人の心不全患者においても「肥満パラドックス」が当てはまることを示唆する研究結果が報告された。…
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第628回 生活改善+肥満治療薬の併用で減量効果アップ

生活改善に加えて肥満治療薬を併用するとより大きな体重減少をもたらされ、1年後には臨床的に意義のある減量を達成できる可能性が高まること、更に12週の経過時点で5%以上の減量を達成できなかった場合、長期的な投与を中止することで患者の肥満治療薬リスクと費用負担を減じ得ることが示された。 JAMA 2014;311(1):7…
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第626回 体組成値が安静時エネルギー消費量とインスリン抵抗性に及ぼす影響

減量および増量中の体組成が安静時エネルギー消費量とHOMA-R指数(インスリン抵抗性)に及ぼす影響について、ドイツChristian-Albrechts大学/Hohenheim大学の研究報告を紹介します。 American Journal of Clinical Nutrition April 2014 vol.99…
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第625回 ピーナツアレルギー

カナダでピーナツアレルギーの15歳の少女が、おやつにピーナツバターのスナックを食べた彼氏とキスし死亡したこと、亦、同じくピーナツアレルギー18歳のマンチェスター大学生が、宅配のインドカレー(メニューにナッツオイル使用の表記がなかった)を一口食べただけで発作を起こし、意識不明のまま死に至ったことがニュースで報じられましたが、『ピーナツ…
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第624回 地中海食には2型糖尿病発症の予防効果がある

健康に良いといわれる地中海食にオリーブオイルをたっぷり加えた食事を4年以上継続摂取すると、2型糖尿病の発症リスクが約4割低下することが、多施設ランダム化比較試験(RCT)PREDIMEDのサブグループ解析の結果として示された。スペインカルロス三世保健研究所のJordi Salas-Salvado氏らが、Annals of Inter…
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第623回 高タンパク質 vs 死亡リスク

『高タンパク質の食事は、50~65歳の人では総死亡率が高まるが、逆に65歳を超える人では長寿につながる』ことが、南カリフォルニア大学の研究チームから報告された。 引用記事 ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年3月11日 By KEVIN HELLIKER 高タンパク質ダイエットのリスク―長期的にダ…
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第622回 高齢者は動物性たんぱく質多めが良い?

『高タンパク質、特に動物性たんぱく質の多い食事にすると、男性高齢者の身体的・心理的・社会的機能を高いレベルで維持する一助となる』という研究結果が、国立健康・栄養研究所/東北大学/帝京大学らから報告された。 Journal of the American Geriatrics Society 27 FEB 2014 …
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第610回 ダイエット中の高タンパク質の食事 vs Ca恒常性/骨代謝

健康な青少年に於いて、エネルギー収支が欠損(摂取量<消費量)しているとき、高タンパク質食がカルシウム恒常性と骨代謝にどのように影響するのかについて調べたRCA研究論文です。 American Journal of Clinical Nutrition February 2014 vol.99 no.2 400-407…
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第609回 ニュー・ノルディック・ダイエット(北欧食)

お腹が出っ張った20~66歳の男女を被験者とした26週間のNew Nordic Diet(北欧食)の減量効果が発表されました。 解説 New Nordic Diet(北欧食)とは、簡単に言えば、北欧地域で入手可能な野菜やオーガニックフードなどの健康食品を指します。 オリーブオイル、野菜、果物、ナッツ、魚がリッチな地…
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第607回 乳製品 vs インスリン抵抗性

全脂肪乳製品に含まれる特定の血漿脂質クラス(リゾホスファチジルコリン及びリゾ血小板活性化因子)とリン脂質脂肪酸は、インスリン感受性と相関し、インスリン抵抗性とは逆相関することが、オーストラリアのBaker IDI心臓及び糖尿病研究所およびMelbourne大学から報告された。 解説 乳製品の摂取とインスリン抵抗性や循…
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第605回 卵は1日1個?

中程度60gのたまご1個のコレステロールは252mgですから、卵1個で1日の推奨量の84%になってしまいます。このため卵は長い間 “悪者” 扱いされてきました。 最近ではトランスワールドジャパン出版の単行本“なるほど!食の新常識”、或いは、全国鶏卵消費促進協議会/日本卵業協会/那須ファームなどのブログ記事で、“1日に2~3個食べた…
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第597回 ビタミンD剤は疾患予防の効果なし

ニュージーランドAuckland大学のDr Mark Bollandらは、『40件のRCT解析の結果、ビタミンDサプリには、健康な一般住民の心疾患、脳卒中、癌、骨折など健康障害のリスクを有意に低減させる利点は無い』との研究結果を、英医学専門誌The Lancet(2014年1月24日付け)に発表しました。 The La…
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第595回 カロリー摂取量が減少(米国)

米農務省が 2014年1月16日に発表した調査報告書によると、米国民のカロリー摂取量が減少し、家で食事を取ることが多くなっていることが分かった。同時に、米国の肥満の問題は依然深刻ではあるものの、悪化が止まったとみられる新たな証拠が示されたが、米ハーバード大学(Harvard University)が詳細に調べたところ、米国における過去1…
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第592回 カロリー制限は脂質への消化管感受性を高める

“短期/長期の食事制限が、上部消化管運動、ホルモン、食欲、および十二指腸脂質に対するカロリー摂取反応に及ぼす影響”について、オーストラリアAdelaide大学/国立保健医療研究委員会研究センターらの研究チームから報告があった。 American Journal of Clinical Nutrition Januar…
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第589回 NYで電子タバコ禁止!

アップデート 2014.1.18 公共の場所、レストラン、バー、オフィスビルでの喫煙は、通常の煙草と同様に電子タバコも禁止する条例が、ニューヨーク市議会で可決された。 ノースダコタ州、ユタ州、ニュージャージー州では既に禁煙場所での電子タバコの喫煙は禁止されており、ロスアンジェルスとシカゴも追随の予定とのことです。 ウォ…
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第588回 電子タバコ vs ニコチンパッチ

電子たばこは禁煙に有用か? 電子タバコの有用性を検討した臨床試験の結果が、バルセロナで開催された欧州呼吸器学会で、ニュージーランドUniversity of AucklandのChristopher Bullen氏らから報告されました。 Lancet 2013 Sept7 Electronic cigarette…
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第587回 肩身の狭い愛煙家

喫煙者の雇用で1人当たり年間56万円の負担増―米研究 たばこ休憩や医療費などによる損失額 引用:健康百科 by メディカルトリビューン 2013年08月08日 米オハイオ州立大学公衆衛生学部のMicah Berman氏らは、喫煙者を雇用すると、非喫煙者を雇った場合と比べて1人当たり年間5,816ドル(約56万…
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第581回 抗菌石鹸の効用と安全性???

清潔志向の強い日本人! 抗菌を謳った石鹸、化粧品、台所用品などが巷に溢れています。 しかし、アメリカ食品医薬品局‎(FDA)の微生物学者Colleen Rogers博士によれば、“一般医薬品として売られている抗菌石鹸が、普通石鹸や水洗いよりも抗菌効果があるという科学的エビデンスは存在しない。逆に、主成分のトリクロサン…
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第580回 健康的な食事にするには一人当たり150円の追加出費が必要

これまで米国、フランス、日本など10ケ国で行われた27件の研究のシステマティックレビューを実施し、健康的な食事と余りヘルシーでない食事との価格差、一食当たりの価格差、カロリー当たりの価格差、栄養素当たりの価格差などを比較しました。 BMJ Open Dec6 2013 Do healthier foods and …
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第570回 ナッツの摂取頻度が高いほど死亡リスクが低い

ナッツの摂取頻度が高いほど、全死因死亡、癌死亡、心血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡のリスクが低いという逆相関関係が、2つの大規模コホート研究の解析結果として示された。米Harvard大のYing Bao氏らが、NEJM誌2013年11月21日号に報告した。 The New England Journal of Medici…
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第569回 生活習慣改善 vs CVD発症/死亡リスク

糖尿病ハイリスク者を対象に、1年間の身体活動量と食事の改善が心血管疾患(CVD)の発症に及ぼす影響を検討したところ、10年間推定CVD発症リスクは減少したが、10年間推定死亡リスクは変わらなかったことが示された。 引用記事 日経メディカル 2013/12/6 学会ダイジェスト: 世界糖尿病会議 2013年1…
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第566回 胃バンディング術

高度肥満を伴う2型糖尿病患者に対する肥満外科手術は、内科的治療よりも短期間で高い治療効果が得られることが報告されているが、その推奨基準はBMI35kg/m2以上の患者となっている。しかし、オーストラリアのMonash UniversityのJ.Wentworth氏らが、この推奨基準に達しないBMI25~30kg/m2の2型DM患者を…
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第562回 心血管・脳卒中予防に関連するガイドライン

米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)および関連学会は心血管・脳卒中予防に関連した4つのガイドラインを2013年11月12日付けで同時発表しました。 米国心臓協会(AHA)、米国心臓病学会(ACC)、米国肥満学会(TOS)が策定した「過体重と肥満に関するガイドラインでは,肥満(BMI 30以上)または心血管…
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第555回 トランス脂肪酸の使用を全面禁止へ(米国)

米食品医薬品局(FDA)は7日、食品に含まれるトランス脂肪酸が一般的に安全とは考えられないとの決定を初めて下した。従来の姿勢を大きく転換するもので、心臓発作や脳卒中の一因と疑われるトランス脂肪酸が今後使用禁止となる可能性も出て来た。 「第24回 マーガリン(トランス型脂肪酸)」で書いたように、トランス脂肪酸は毒物である…
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第547回 間食するならアーモンド!

日本では3時のおやつの習慣が根付いており、米国では97%の人が少なくとも1日1回は間食すると云われています。間食それ自体は悪い事ではないのですが、問題は不健康なものをついつい食べ過ぎてしまうことです。 アーモンドが最近TVでも取りあげられ、アンチエイジングに効果を持つビタミンE、ビタミンB2、タンパク質、善玉コレステロール…
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第543回 チキンナゲットの正体

チキンナゲットは、鶏肉の小片または鶏ひき肉を塊にして、バターやパン粉をまぶして調理した料理だと信じていました。しかし、米ミシシッピ大学のDr. Richard D. Deshazoら3名が、ミシシッピ州最大の都市ジャクソン在の二つの大手フードチェーンのチキンナゲットを調べた処、『一店のものは、筋肉は約50%、残りは脂肪、血管、神経、…
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第539回 世界の大学ランキング

総合ではカリフォルニア工科大学が第1位、ハーバード大学が第2位、東大は第23位だが、経済界での順位では、ハーバード大学が1位、東大2位、慶応大学9位となっている。 雑談あれこれ♪(^.^) “The Times Higher Education”より、世界の大学ランキング(2013-2014)が、ロンドン時間2…
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第535回 果てしなき減塩論争

米国農務省(USDA)およびアメリカ保健社会福祉省(HHS)は、成人のナトリウム摂取量を1日当たり2,300mg(食塩5.84g)、但し年齢51歳以上で高血圧、糖尿病、慢性腎臓病を有するサブグループの人たちは1,500mg(食塩3.81g)とするよう推奨しています。 米国心臓協会(AHA)は、基本的に米国農務省(USDA)…
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第533回 変形性膝関節症でお悩みの肥り過ぎの方へ!

変形性膝関節症を抱えている人は世界で2.5億人いると云われています。 「10%減量することで、膝の痛みが軽減し、早く歩けるようになり、可動性が改善する」、そして「減量方法は、食事制限のみや運動のみより、“食事制限+運動”が最も効果的である」ことが、ウェイクフォレスト大学のStephen Messier教授を筆頭とする研究チームから…
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第532回 脂肪を蓄積させるASP

(Acylation Stimulating Protein)と言っても、初心者にはきっと馴染みのない単語でしょう。 ASPは主として脂肪組織から分泌され、「グルコース輸送の促進」や「脂肪酸の再エステル化および脂肪分解の阻害の昂揚」などを介して、脂肪組織での中性脂肪の蓄積を亢進させる作用を有していることが報告されています。このため…
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第528回 男性の性欲減退はエストロゲン欠乏に因る

従来、性腺機能低下症はテストステロンの欠乏のみに因るものとされてきました。 しかし、20歳~50歳の男性300人以上を対象に調査を行った結果、『エストロゲンの欠乏で性欲の減退が現れ、テストステロンの減少で勃起機能に障害が生じること』、更に『テストステロンは除脂肪体重(LBM)と筋量/筋力に関係し、一方エストロゲンは体脂肪の蓄積に関…
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第523回 腸内細菌が代謝に及ぼす影響

肥満/痩身の一卵性双子の腸内細菌をマウスに移植した。 その結果は? “第516回の腸内細菌 vs 肥満” で書いた通り、腸内細菌の多様性と肥満および健康障害(合併症)との関連性が直近の研究で示唆されましたが、その因果関係は依然として解明されていません。 今般、米国Washington University School o…
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第517回 腸内細菌 vs 関節リウマチ

関節リウマチ患者の腸内細菌叢は健常者と異なることが明らかに! 関節リウマチ(RA)の発症には遺伝的要因だけでなく、喫煙や感染症などの生活習慣や環境要因も関与していると考えられている。大阪大学呼吸器免疫アレルギー内科の前田悠一氏らは、RA患者では腸内細菌叢が健常人とは異なり、乳酸菌などの通性嫌気性菌が多いこと、生物学的製…
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第494回 視床下部のグルカゴンシグナル伝達は肝臓の糖産生を抑制する

グルカゴンは、cAMP依存性プロテインキナーゼ(PKA)を介して、肝臓でのグリコーゲン分解の促進/グリコーゲン合成の抑制、並びに糖新生を促進し血糖値を高める作用を有しており、インスリンの拮抗ホルモンとして知られています。 しかし、視床下部にも“グルカゴン受容体”、“cAMP”、“プロテインキナーゼ(PKA)”が発現しており、グ…
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第489回 身体能力 vs 心臓突然死

高齢者は、全身持久力だけではなく、筋力、バランス能力、歩行能力などの身体能力も維持・向上させる必要がある。 <福岡大学基盤研究機関身体活動研究所の研究報告> 身体能力を向上させれば心臓突然死が予防できる!? 高齢者の身体能力と安静時心電図補正QT間隔との関係 道下竜馬 他 体力科学 (in press) 20…
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第481回 代替医療に警鐘!

代替医療とは、通常医療の代わりに用いられる医療という意味で、各種サプリメント、鍼灸、クリスタルテラピー、アロマテラピー、太極拳など数々ありますが、これらの中で安全性と有効性が実証されているのは三分の一に過ぎないと指摘されています。 サプリメントは増え続けており、食品医薬品局(FDA)によると、54000品種以上のサプリ…
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第473回 BPA vs 肥満リスク

“9~12歳の少女の肥満とビスフェノールAとの間に強い関連性があること”、而も、“ビスフェノールA(BPA)のレベルが高いと肥満リスクが倍増する”ことが新研究で示された。 <背景> ビスフェノールA(BPA)という有害性の化学物質は、食品用のプラスチック容器に使われるポリカーボネート樹脂や缶詰めの内面塗装に用いられる…
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第470回 アスタキサンチンの効能ホント?

アスタキサンチンはカロテノイドと言われる天然の色素の一種です。 アスタキサンチンの効果・効能として、抗酸化力が強力でビタミンEの1000倍、βカロテンの100倍もの抗酸化力があると喧伝され、アスタキサンチン配合のサプリメントは、脂肪燃焼や持久性パフォーマンスの向上にも効果大とされています。 アスタキサンチン配…
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第469回 報奨金ダイエット

「第421回の“アメとムチ”ダイエット」では、米メイヨークリニックで行われた報奨金ダイエットを紹介しました。 今回はフィラデルフィア小児病院の従業員を対象に行われたものですが、報奨金を個別に授与するより、グループに分けてダイエット成功者で山分けする方が、効果が大きいことが報告されました。 Annals of Inte…
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第464回 筋グリコーゲン減少とパフォーマンス向上

福岡大学基盤研究機関身体活動研究所 塩瀬圭佑氏らによる研究論文を引用して紹介します。 筋肉のグリコーゲンを効率的に減らすには? New! 骨格筋グリコーゲンの効率的な減少を目的とした高強度間欠式運動プロトコル 塩瀬圭佑他 体力科学, 60 (5): 493-502, 2011 ヒトの体内にはグリコーゲンと言…
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第460回 カリウムが健康に及ぼす影響

米国や英国では、生活習慣病予防の観点から、男女ともに目安量は1日当たり4700 mg(120 mmol)、推奨量は3500mg(89.5mmol)となっています。 厚生労働省は、1日の目安量は成人男子で2500mg(64 mmol)、成人女子で2000mg(51 mmol)です。 カリウム摂取を増やすと心血管リスク因…
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第458回 標高と肥満の関連性

一つ目のマップは、米国疾病対策センター(CDC)から提供されたもので、全米の20歳以上を対象とした地域別の肥満率を示しています。 二つ目のマップは標高を示すものですが、標高が低い南部では肥満率の高く、特にネバダ州やコロラド州と云った標高の高い西部では肥満率が低いことが窺えます。 2013年1月29日付けInt…
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第454回 米国での減塩論争

「第419回の食塩の過剰摂取」で紹介したように、米国心臓協会(AHA)は、ナトリウム推奨量を2300mg(食塩5.84g)から1500mg(食塩3.81g)に引き下げました。 これに対して、米国医学研究所(IOM:Institute of Medicine)は2013年5月14日付けで2300mg以下にすることに反対の…
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第453回 腸内細菌アッカーマンシアは肥満を抑制し代謝不全を改善する

アッカーマンシア ムシニフィラ菌と呼ばれる優れた有用菌は、赤ちゃんから年配者まで全ての人間の腸粘液層に存在しています。 この細菌が肥満に伴う代謝不全の改善に有益であることがマウス実験で分かりました。 アッカーマンシア ムシニフィラ菌に関するこれらの知見は、ブリュッセルcatholique de Louvain大学のP…
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第450回 ビタミンDの適正摂取量

ビタミンDの摂取量は欠乏しても過剰でも問題です。 “第360回のビタミンDサプリは少量が長寿の鍵?” で、ビタミンDの摂取量つまり血清25-ヒドロキシビタミンD(25-OHD)は、低値vs中間値(50–60 nmol/liter)どちらが良いのか疑問を投げかけました。その後3件の主要な研究論文が発表されたので纏めてご紹…
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第449回 腸内細菌は脂肪蓄積を抑制する

京都大学は、奈良県立医科大学、金沢大学、滋賀医科大学との共同研究により、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸を認識する脂肪酸受容体「GPR43」が脂肪の蓄積を抑制し、肥満・インスリン抵抗性・糖尿病を防ぐ機能を有することを明らかにしました。 このことは腸内細菌や、短鎖脂肪酸の一種である酢酸が食事性の肥満防止に有効である可能性、さらにはこの短…
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第288回 脂肪合成酵素FASをブロックすると肥満解消!

PPAR-αはファットバーナーで、PPAR-γはファットビルダーです。 脂肪細胞内の脂肪酸シンターゼ(FAS)酵素とタンパク質PexRAPを阻害すると、肥満改善につながることが、マウス実験で分かりました。 FASと聞けば、海外ビジネスに携わっている人は、咄嗟にFree Along SideやBerth Terms(L…
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第284回 白血球とインスリン抵抗性

肥満によって起こるインスリン抵抗性は、白血球とも関連することが分かりました。 好中球は白血球の一種で、通常は生体内に侵入してきた細菌や真菌類を貪食殺菌することで感染を防ぐ役割をしますが、意外にもインスリン抵抗性に介入することが、カリフォルニア大学サンディエゴ医学スクールの研究チームによって発見され、2012年8月5日付のN…
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第225回 サイトカインとマイオカイン

サイトカイン(cytokine) サイトカインとは、細胞が産生する蛋白で、それに対するレセプターを持つ細胞に結合し、その細胞の増殖、分化、機能発現などを誘導する作用を示します。サイトカインはそれぞれ多種多様の作用を持っています. ・インターロイキン (Interleukin (IL):白血球が分泌し免疫系の調節…
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第201回 仮説と有意確率

このブログでは多くの学術的データを引用しています。 その中で頻繁に使われている“P<0.05、P<0.01とは何だろう”、と疑問に思っている方も少なからずおられることでしょう。 そこで、今回は統計学について簡単に説明します。 いかにも難しそうな内容ですが、データを見るときに大いに参考になるので是非とも通読し…
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第169回 寄生虫ダイエット

痩せる為に無茶をする女性が後を絶ちません。 究極のダイエットと称して、寄生虫ダイエットなるものがあります。 寄生虫であるサナダムシを体内で飼って、体内栄養吸収率を下げることによってダイエット効果を得るというものです。つまり、サナダ虫は人間の腸管壁と同じ構造をしており、栄養を体壁から吸収するので、いくら食べても痩せると云う…
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第164回 お子さんの肥満原因

原因は近隣環境でも遺伝子でもありません! お母さん!お父さん! 問題はあなたの食生活なのです! 欧米や日本では、10代の肥満人口が増えています。 成人に関する「住居環境と肥満」の研究データは幾つかありますが、ティーンエイジに関しては殆ど分かっていません。そこでティーンエイジのBMIとライフスタイルの関係につい…
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第114回 ビバリーヒルズダイエット

ビバリーヒルズダイエットとは、1981年にJudy Mazel女史が書いたダイエット本で、一流モデルやハリウッドスターの間で流行りました。短期集中型の過激ダイエットで、食事を800kcal/日に抑え、35日間で15ポンド(≒6.8キロ)減量するというものです。米国では別称Yo-Yo Dietとも呼ばれます・・・リバウンドのことで…
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