"脂肪分解/燃焼/減少"の記事一覧

第1206回 脂肪燃焼について大きな誤解!

“脂肪燃焼”という言葉を、“脂肪がエネルギー燃料としてメラメラと燃えて無くなり、それで体重が減少するんだ”と思っていませんか? その考え方は間違っていますよ。 脂肪が分解されてエネルギーに変わり、それが消費されるから体重が軽くなるわけではありません。 実は、脂肪の代謝(=化学反応)によって水と二酸化炭素に分解され、この過…
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第1132回 ダイエットで体重が減らない本当の理由!

久し振りにLyle McDonaldのダイエット記事を紹介します。 どなたにも理解しやすいように意訳しました。 ダイエットの鍵…あなたが痩せない理由は? 先ずは巷間に流布する代表的な都市伝説について説明します。 <都市伝説> ・インスリンレベルが高いから ・炭水化物を食べるから ・Sugar ・…
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第1121回 有酸素運動は空腹でするのが体脂肪の減少にBetter?

空腹状態(Fasted)および摂食後(Fed)の有酸素運動が、食欲、パフォーマンス、エネルギー消費量、体重、筋量に与える影響を比較しました。 食欲 Deighton K et al. [1] 健康な適正体重の男性12名を対象とし、絶食状態および食後(標準テスト食;1日摂取エネルギーの30%で主として炭水化物)に…
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第1098回 新セラピーで減量とウェスト周りの脂肪減少に成功した!

英国Plymouth大学のDr Linda Solbrig率いる研究チームから、BMIが25以上の太った141名を対象にFunctional Imagery Training(FIT)と呼ばれる新セラピーで、従来の言葉だけによって変化を模索するMotivational Interviewing(MI)セラピーにくらべて、平均…
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第1060回 ポートフォリオダイエットってご存知ですか?

ポートフォリオダイエットは、カナダToronto 大学のDr David Jenkinsが考えたもので、一口で言うと“コレステロール値を下げる食事”で、定期的な身体活動とベジタリアンな植物中心の食事に加えて、次の4アイテムの食品を食すことを勧めています…摂取カロリー2000kcal/1日をベースにすると、(1)ピーナツを含むナッツ類…
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第1054回 何を食べたらいいのかしら?

糖質を制限して焼肉とキムチを食べれば痩せるのですか? ダイエット初心者のあなたへ! 食事に含まれる炭水化物と脂質の割合がどうであれ、エネルギー収支バランスを負にすること、つまり、あなたの体が1日に必要とするエネルギーをオーバーしないように食べることです。 1日の中でいつ食べるか、何回に分けて食べるかも重要で…
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第799回 減量すると体脂肪は何処に行くの?

肥満率が世界的に右肩上がりに増加し、健康やダイエットへの関心が高まっている中で、一般市民のみならず一般開業医/栄養士/パーソナルトレーナーの間においても、減量の代謝プロセスについての無知や誤解が広がっているのは驚くべきことである。 . 大半の人が脂肪はエネルギー又は熱に変換されると信じている。これは質量保存の法則に違背し…
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第525回 トレーニング/脱トレーニング vs 脂肪酸化

座りがちな生活の男性が2ヶ月トレーニングすると飽和脂肪酸/一価不飽和脂肪酸の燃焼はそれぞれ31%/13%増えたが、活発な男性が1ヶ月トレーニングを止めると脂肪燃焼はそれぞれ27%/20%減った。 AJCN米国臨床栄養学会誌 September 2013 vol.98 no.3 648-658 “Activi…
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第503回 朝食前の運動が脂肪減少にベスト??

朝食前の運動が減量にはベスト? 摂取量<消費量でも筋量アップは出来る? この二つの質問が複数の方から寄せられました。 当ブログでは基本的にQAは行っていませんが、二回に分けて急遽採りあげることにしました。 食前食後の持久性運動に関する研究は、パフォーマンス・筋肉の異化・脂肪燃焼・空腹感・心理学的な要因などをテ…
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第424回 バルジの戦い(肥満対策)

3月27日付けのScience Translational Medicineに「腸管の細菌構成が体重の増減、脂肪の減少、グルコース代謝に影響していることが、新たなヒトとマウスの研究で判明した」という興味ある記事が掲載されています。 肥満外科手術として、胃を20~30ccの小袋に分け、そこに小腸をつなぐルーワイ胃バイパス…
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第421回 “アメとムチ” ダイエット

数々のダイエットに挑戦しながら、挫折を繰り返しているあなたへ! 職場の仲間や友人有志を集い、こんなダイエットをやってみませんか? メイヨークリニック(Mayo Clinic)は、クリニックという名前がついていることから小さな診療所を想像しがちですが、全米で最も優れた病院のひとつに数えられている大規模な総合病院です …
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第395回 朝食抜きの有酸素運動の効果

朝食抜きの有酸素運動は食欲を高め、結局は食べ過ぎてしまうと云われていますが、英国Northumbria大学のEmma Stevenson博士ら研究チームはこれを否定し、逆に胃を空っぽにして運動すると脂肪燃焼が20%高まるという研究結果を発表しました。 Northumbria大学のホームページ Lose Fat Fa…
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第374回 有酸素運動と筋トレどちらが減量に効果的か?

「有酸素運動と筋トレが体重、脂肪量、及びLBMに及ぼす影響」について、Duke University Medical Centerの研究報告が2012年12月15日付けでthe Journal of Applied Physiologyに掲載されました。 有酸素運動と筋トレが内臓脂肪及び肝臓脂肪に与える影響については、…
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第369回 理想的な体脂肪率

あなたの体は欧米人並みですか? それとも典型的な日本人の標準タイプですか? 体脂肪率は、低ければ低いほど良いというものではなく、低すぎると起こる問題点として、体温の低下、免疫力の低下、ホルモンの分泌異常、ビタミンやミネラルの作用が低減、更にエネルギー産出のため筋肉を分解すると云ったことが挙げられます。 特に、女性の…
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第345回 摂取したカロリーの体内での吸収と利用

物理的な現象のみならず身体においても、エネルギーは熱力学第一法則(エネルギー保存則)に従って、すべてが何らかの形に変わって保持されている。エネルギー代謝の研究では、エネルギー消費量、エネルギー摂取量の測定のいずれもが測定誤差を含んでいるし、すべてのエネルギーの利用を測定できるわけではない。結果の解釈においては、測定法ごとの測…
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第327回 カロリーのイン & アウト

Partitioning(パーティショニング)は、ナチュラルビルダーやアスリートにとっては非常に重要な問題です。 直訳すると“仕切り/分配”という意味ですが、ここでは食べ過ぎたカロリーは何処に行くのか、逆にカロリー不足の時はどうなるのかと云うことを指します。 理想としては、摂取カロリーは全て筋肉に取込まれ、ダイエット中の…
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第233回 中性脂肪の基礎知識

中性脂肪に関わる一連の言葉の整理をしたいと思います。 脂質(lipid) vs 脂肪(fat) 生体成分の中で、水に不溶で有機溶媒に可溶の有機化合物を総称して脂質と云います。 脂質の種類としては、単純脂質(グリセリド、ロウ)、複合脂質(リン脂質、糖脂質、リボタンパク質)、誘導脂質(脂肪酸、ステロイド)に三大別されま…
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第226回 アディポサイトカイン(アディポカイン)

第59回の「運動とインスリン感受性」 、第61回の「.頑固な脂肪の正体」で、インスリン抵抗性&感受性やキセノエストロゲンが、肥満と大きく絡んでいることを説明しましたが、今回は食欲や脂質代謝の調節に関わる脂肪酸遺伝子の相互作用およびアディポカインについて簡単にお話します。 肥満とは、換言すれば、慢性的に脂肪酸か(燃焼)が不全…
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第211回 朝食抜きの有酸素運動と脂肪燃焼

米国版の面白いQAがあるので、要点を和訳してご紹介します。  文中に出てくるカーディオとは有酸素運動のことです。 Q:「カーディオは、朝一番の空腹時にやるのが、脂肪減少にはベストである」と教えられてきましたが、これって本当ですか? A:食べずに朝一番でカーディオをすることが重要かどうかは、個人の体脂肪率によって…
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第208回 脂肪燃焼 vs 糖質燃焼

脂肪燃焼に執着しなくても、アンダーカロリーにすれば結局は体脂肪が減るんです! 脂肪燃焼と糖質燃焼の仕組みを超簡単に説明します。 人体の代謝システムは複雑であり、栄養学や運動生理学の観点から語るととても難しくなるので、初心者の方に理解していただくために、敢えて簡潔化を最優先して超簡単に説明すると次の通りです・・・詳…
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第207回 脂肪燃焼 vs 消費カロリー

脂肪燃焼率と脂肪燃焼量(脂肪減少)の誤解 ゆったりとした低強度の有酸素運動が、脂肪減少にはベストだと唱える人がいますが、これは都市伝説であり、とんでもない勘違いです。 スポーツジムには、トレッドミル、楕円運動マシン、エアロバイク、クロストレーナーなどの有酸素運動系マシンが揃っており、それらのマシンには心拍数TVモニターが…
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第205回 抗肥満薬

フェンテルミンは、厚生省認可の医薬品である食欲抑制薬マジンドール(商品名:サノレックス)と同様、構造的にも薬理学的にも覚せい剤(アンフェタミン類)と類似しており、習慣性と心機能に対する重大な副作用が報告されています。 トピラマート(商品名:トピナ)は抗てんかん薬ですが、食欲を抑える作用があります。副作用としては、眠気などがあり…
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第182回 過激な食事制限+運動は脂肪燃焼にマイナス効果!

ホルモンとは 現在、体の中には100種類以上のホルモン、またはホルモン様のものが見つかっています。 それぞれが異なる働きを持ち、消化吸収、循環、呼吸、免疫、代謝など体の調整作用を行います。体の機能がスムーズに働く為の潤滑油にもなっています。ホルモンは強い働きを持つために、体の中のホルモン量は必要なときに出されますが、出来…
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第161回 やはり脂肪減少には筋トレより有酸素運動が有効か!

「内臓脂肪と肝臓脂肪の減少に効果的なのは、有酸素運動か筋トレ?」というタイトルで、Duke University Medical Center.の研究結果が発表されました(2011年8月16日) 被験者 18~70歳の脂質代謝に異常がある男女249名 LDLコレステロール: 130-190 mg/dL HDLコレ…
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第109回 筋トレの減量効果!?

初心者の方にはチョットとっつき難い話題が2回続きました。 今回は、もっと身近な問題を取り上げましょう! 減量には筋トレがベストですか? はい、その通りです! 筋トレ愛好家の大半はこのように答えます。 本当にそうでしょうか? 有酸素運動であれ、筋トレであれ、各人各様に成功体験があるだけに、この問題を論じ合ったらNe…
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第103回 脂肪燃焼率と脂肪燃焼量の大きな誤解!

第207回 脂肪燃焼 vs 消費カロリーというタイトルでアップデートして掲載いるのでご覧ください。 ゆったりとした低強度の有酸素運動が、脂肪減少にはベストだと唱える人がいますが、これは都市伝説であり、とんでもない間違いです。 スポーツジムには、トレッドミル、楕円運動マシン、エアロバイク、クロストレーナーなどの有酸…
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第83回 「有酸素運動20分続けないと脂肪燃焼しない」はウソ!

Updated at 2011/06/08 体脂肪とは、コレステロール、リン脂質、皮下細胞組織や内臓に存在する中性脂肪、および血中の遊離脂肪酸などの総称です。 (1) 脂肪細胞内の中性脂肪は、安静時や睡眠時にも、絶えず代謝(合成+分解)を繰り返しています。 (2) 血中や筋肉内の脂肪酸は、運動中だけでなくい…
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第61回 頑固な脂肪の正体!

エストロゲン(女性ホルモン)は、プロゲステロン(黄体ホルモン)やテストステロン(男性ホルモン)に比べて、現代社会では過剰に人体に存在するようになり、このようなエストロゲンの過剰状態を「エストロゲン・ドミナンス」と呼びます。 そして、エストロゲン・ドミナンスを惹起する主要因が、外因性のキセノエストロゲンなのです。 キセノエ…
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第60回 最強ダイエットとインスリン

食事(炭水化物)により血糖値が急激に上昇すると、インスリンの分泌量が増加し、結果的に脂肪の燃焼は抑制されます。だからと云って食事の量を抑えて、インスリンの分泌量を緩和させるだけでは、根本的解決にはならないことは、第59回の「.筋トレとインスリン感受性」で説明した通りです。 換言しますと、インスリンは脂肪増減の重要なホルモンですが、…
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第51回 筋トレと有酸素運動どっちが先?

アップデート2018/11/20 両方の長所を最大限に引き出すには、本来ならば別の日(期間)に行うことが理想的です。 しかし、社会的な時間制限がある中で、多忙な人達の多くは、同じ日に続けて行っています。 それでは、どちらから始めたら良いのでしょう? この質問には、各人の目標設定を明確にして語る必要があります。 …
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