"栄養素/食事パターン"の記事一覧

第1228回 精白穀物と心疾患リスクの関連は?

米国アリゾナ州立大学Dr. Glenn A. Gaesserは、875,000人以上を対象とした17件の前向きコホート研究をメタ解析し、白米など精白穀物の摂取は心疾患リスク増と関連しないことを示した。 関連記事:第1222回 白米やパンなど精製穀物と2型糖尿病リスクは関係なし Trends Cardiovasc Me…
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第1218回 驚くほど腹持ちの良い低カロリー食品

食生活を改善する上で最も難しいことの1つは、摂取カロリーを減らすことです。 低カロリー食品の多くは、食間に空腹感や物足りなさを感じることがあります。 しかし、栄養価の高い食品には、腹持ちがよくて低カロリーなものがたくさんあります。 ここでは、腹持ちのよい13の低カロリー食品をご紹介します。 Health Line 202…
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第1205回 脂肪分の多い食事は膵臓がんリスクを高める

“ライザップ等のケトジェニックでは糖質を50g以下と極端に制限するので、総摂取カロリーの70〜80%を脂質で摂取してもゴリゴリ痩せる…これは糖質は単体で中性脂肪を合成できるが、脂質は糖質の助けが無ければ殆ど中性脂肪を合成できない、という生化学を利用したものである”という誤情報がネット上に流れていますが、高脂肪食に警鐘を鳴らす研究が米国ミ…
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第1080回 食事パターンと血中の中性脂肪/コレステロールの関係

ブラジルの18歳の男女を対象として、食事パターンと血中脂質プロファイルとの関連を調べたところ、肉製品/ファーストフード/キャンディ/ソーダ/乳製品などの食品で、善玉コレステロール・悪玉コレステロール・中性脂肪・総コレステロール値いずれも、女子の方が悪影響を受けやすいことが判った。 Nutrition Journal …
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第1008回 女子中学生のダイエットにカルシウム/乳製品は有効ですか??

太り過ぎで悩む女性が増えています。 成人のケースでは、健康体重をゲットするためにはカルシウムや乳製品をたくさん摂ることが薦められていますが、思春期の女性ではどうなんだろうか? 結論から言いますと、カルシウム/乳製品の摂取を2倍(1日当たり600mgから1200mgへ)に増やしても、体重増を減じる効果は無かったことが米国Unive…
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第983回 低炭水化物食の定義

低炭水化物食に関する標準定義はなく、これが主要因でエンドレスな論争や混乱が起きていると言っても過言ではないでしょう。 State University of New York Downstate Medical Centerの教授Dr. Richard D. Feinmanらはこのような状況を打破すべく、米国糖尿病学会の食…
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第874回 さようなら低脂肪ダイエット!?

背景: 米国人のための2015年版食事ガイドラインの策定に向けて、米国食事ガイドライン諮問委員会(DGAC)は米国保健福祉省(HHS)と米国農務省(USDA)宛てに、策定の基礎データとなるレポートを今年2月に答申しました。両省はこのレポートを参照した上で最終案を策定し、今年後半に正式発表する予定となっています。 扨て…
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第868回 トランス脂肪酸の全廃を決定(米国)

米食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸(IP-TFA)の主要なソースである水素添加油脂(PHOs)の安全性を否定する暫定的な決定を2013年に発表していましたが、その後の広範囲にわたる研究レビューと科学専門委員会の知見に基づいて、PHOs/IP-TFAは安全(generally recognized as safe:GR…
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第864回 たった2週間の欧米スタイルの食事で大腸がんリスクが高まる

アフリカ系アメリカ人には“脂質と動物性タンパク質が多く食物繊維が少ない典型的な欧米食”から“高繊維/低脂肪の伝統的なアフリカ食”へ変更してもらい、アフリカ農村地域に住むアフリカ人にはその反対の食事パターンにしてもらったところ、2週間後には交互的に大腸癌の危険因子に劇的に影響を及ぼすことが、米国Pittsburgh大学/英国Imper…
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第801回 トランス脂肪酸は記憶力を悪化させる

米国心臓学会が主催する Scientific Sessions 2014で、「トランス脂肪酸は生産年齢の成人でも記憶力が悪化する」ことが、米国California大学San Diego校の研究者から報告された。 論文ハイライト トランス脂肪酸は若者や中年男性の記憶力に悪影響する。 加工食品に含まれているトランス脂肪…
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第779回 赤肉はなぜ心血管疾患リスクを高めるのか?

赤肉に含まれるL-カルニチンを、腸内細菌が心臓病の発症リスクを高める代謝物にどのように変えるかについての詳細が新研究で示された。この研究は2014年11月4日付けでCell Metabolismに掲載された。この研究結果は、心血管の健康を守るための新たな戦略につながる可能性がある。  Lerner研究センターおよびCl…
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第778回 心血管疾患予防のための脂質摂取ガイドライン(飽和脂肪酸)

飽和脂肪酸と心血管疾患リスクとの関係は栄養分野で注目の話題になっていますが、カナダでは心血管疾患予防についての統一された食事ガイドラインがありません。 そんな中で、カナダLaval大学の研究者が、飽和脂肪酸についての食事勧告をレビューするよう要請しています。 Applied Physiology, Nutrition…
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第760回 脂質は血糖値を高める

世界最大の糖尿病の研究所である米国Joslin Diabetes Centerのブログに、 “Why Does Fat Increase Blood Glucose?・・・どうして脂質が血糖値を高めるのだろうか” という記事が掲載されているので紹介します。 あなたはこんな経験をしたことはありませんか? ・例えば、…
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第758回 加工肉を食べると死亡リスクが増大する

ポーランドWarsaw University of Life Sciencesの研究論文によると、ビーフ、ポーク、ヴィールなどフレッシュな赤肉は大丈夫だが、ソーセージ、ホットドッグ、コールドカット、ハム、レバーパテなど加工肉を食べると短命化につながるそうだ。 American Journal of Clinical N…
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第739回 トランス脂肪酸

基礎知識 不飽和脂肪酸の割合が高い油脂は常温で液体の油になり、逆に飽和脂肪酸の割合が高い油脂は常温で固体の脂肪になることが知られています。そこで、不飽和脂肪酸の割合が高い植物油や魚油を原料として常温で固体の油脂製品を製造する場合には、不飽和脂肪酸にある炭素-炭素二重結合の一部に水素を付加(部分水素添加)することで二重結合の…
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第737回 トマトは前立腺がんリスクを低減させる?

トマト製品を週に10人前以上食べる男性は、前立腺がんを発症するリスクが18%低いという研究結果が、英国のBristol大学/Cambridge大学/Oxford大学による研究チームから報告された。前立腺がんは、世界の男性に二番目に多いタイプのがんで、英国では毎年35,000件の新たな症例と約1万人の死亡が報告されている。前立腺がんは…
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第695回 マーガリンが後退しバターが復活

“第555回 トランス脂肪酸の使用を全面禁止へ(米国)” 及び “第24回 マーガリン” で説明したように、欧米ではトランス型脂肪酸が毒物として同定されていることは御貴承の通りです。こんな中で、バターが米国の食品史上最大の復活を遂げています。 The Wall Street Journal June 25, 2014…
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第692回 赤肉 vs 心不全リスク

赤肉の加工品を1日75g以上食べる男性は、25g未満の男性に比べて心不全の発症リスクは28%高く、死亡率は2倍以上になることが、スウェーデン・カロリンスカ大学から報告されました。 American Heart Association Circulation: Heart Failure 2014 Jun12 Pr…
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第656回 赤肉の鉄分 vs 心血管疾患リスク

解説: 赤肉を頻繁に食べると心血管疾患リスクが増大することが示されています。 “第448回 カルニチンは動脈硬化を促進させる” で説明したように、米国クリーブランドクリニックのStanley Hazen博士らの研究では、赤肉やエナジードリンクに含まれるカルニチンが、コレステロールの代謝を阻害しアテローム性動脈硬化を促進するトリメ…
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第642回 タンパク質の適正摂取について

米国事情についてハーバード大学公衆衛生大学院の所見を要訳して紹介します。 世界中で何百万人もの人々が十分なタンパク質を摂っていない。 タンパク質が極度に欠乏するとクワシオルコルと呼ばれる疾患を引き起こす。 タンパク質の欠乏は、成長障害、筋肉量の低下、免疫力が低下し、心臓や呼吸器系の弱体化、および死を引き起こす可能性…
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第604回 赤肉が炎症と糖代謝に及ぼす影響

赤肉と総死亡率/糖尿病/がん/心血管疾患などのリスクが相関することは多くの研究で示されている通りです。今般、米国ハーバード公衆衛生大学院&メディカルスクール、シンガポール国立大学らによる共同研究で、“女性の赤肉摂取と炎症及び糖代謝のバイオマーカー”の関係が明らかになりました。 <一口メモ> 赤肉とは赤身の肉のことでは…
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第518回 肉摂取 vs 死亡率

特に米国では赤肉の摂取が問題となっています。 日本ではどうでしょうか? ソウル淑明女子大学、シアトルFred Hutchinson癌研究センター、ニューヨーク医科大学、広島放射線影響研究所、日本国立がんセンター、そのた多数からなる共同研究チームから、『アジア諸国では赤肉と死亡率との関連性が認められなかった』と云う研究報告が発表さ…
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第477回 赤肉は糖尿病リスクを増大させる

牛肉、豚肉、羊肉などの赤肉や加工肉が健康に悪いことは、 「第172回 食事のバランス」 「第448回 カルニチンは動脈硬化を促進させる」 などで触れてきましたが、米国ハーバード公衆衛生大学院のAn Pan博士ら研究チームは約15万人を対象として調査し、4年間で赤肉の摂取量が1日当たり0.5サービング以上増えると、その後4年間の糖尿病…
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第420回 高齢者の食塩の適正摂取量

2012年11月3日~7日 Los Angelesで開催された第85回米国心臓協会・学術集会で、高齢者の1日当たりのナトリウム摂取量は、多すぎても少なすぎても10年間の死亡リスクが上昇することが報告された(日経メディカル別冊編集) 1日当たりのナトリウム摂取量が多い高齢者は、10年間での死亡率が上昇したと報告された。一…
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第419 食塩の過剰摂取

塩分の過剰摂取 ・ 高血圧を引き起こす。 ・ 高血圧は脳出血や心不全をもたらし、動脈硬化を促進する。 ・ 動脈硬化が進むと、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞を引起こす危険性が高まる。 ・ 塩辛い食品の取り過ぎは胃がんを起こしやすい。 上記に加えて、塩分の過剰摂取は、カルシウムの排泄を促す作用があると云われています。 …
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第407回 カルシウム摂取量

スウェーデンUppsala 大学のKarl Michaëlsson教授ら研究チームは、61433名の女性を対象とした前向き横断的コホート研究で、カルシウムを1日1400mg以上服用すると、総死亡率、心血管疾患や虚血性心疾患による死亡率が高まることを、Feb13 2013付けBJMで発表しました。 解説 カル…
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第405回 リノール酸は死亡リスクを高める

約40年前のオーストラリアで行われたランダム化比較試験を再解析した結果、飽和脂肪酸をリノール酸に置き換えると、死亡率リスクが高まることが判った。 基礎知識: かつてリノール酸ブームが起こりました。 飽和脂肪酸が多い動物性脂肪はコレステロールを上げ、リノール酸などの多い植物性脂肪は逆に下げるからです。この事実は現在で…
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第400回 でんぷん食品と血糖値

前回の記事で、“消化管のグルコース吸収” および “血中から組織中へのグルコースの取り込み(クレアランス)”について少し触れましたが、このことが “消化の遅い澱粉(パスタ)と消化の早い澱粉(パン)が同じ血糖反応を示す” 理由であることを本研究は明らかにしています 米国臨床栄養学会誌(AJCN) Sept18 2012…
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第389回 魚食品と善玉アディポカイン

アディポカインは、脂質代謝異常や2型糖尿病に深く関与しています。脂肪細胞が肥大化すると、善玉アディポカインの分泌が減り、悪玉アディポカインの分泌が増えます。アディポネクチンは善玉アディポカインで、インスリン感受性の亢進、動脈硬化の防止、さらに血管に作用して血管の障害を防ぎます。悪玉アディポカインには、血栓形成を促進し動脈硬化を進展さ…
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第363回 低タンパク・ベジタリアン食 vs 酸塩基バランス

ベジタリアンの長所を語るとき、「馬や象など菜食動物が優れた持久性をもっていること」、さらに、「スカンジナビアの研究者アストランド博士が、1960年に行った“食事の質と持久力”に関する古典的研究」が引用されます。その研究によると、高速で自転車ペダルを踏み続けることが出来た時間は、[肉の多い食事の人は57分]、[植物性食品の多い混合食で…
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第358回 やっぱり高タンパク食にはメリットがある!

スウェーデン女性を対象とした前向きコホート研究で、低炭水化物・高タンパク食は、心血管疾患のリスク増大につながることが報告された(第349回の低炭水化物-高タンパク食 vs 心血管疾患リスク)。 そこでは、低炭水化物食或いは高タンパク食のいずれが元凶なのか不明だったが、今回の研究で、高たんぱく食には利点があることが分かった。…
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第355回 食物繊維とインスリン感受性

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に二大別されます。 食物繊維を多く含む食品: ・水溶性の食物繊維:海藻(ワカメ、昆布、ヒジキ、モズクなど)、こんにゃく、きのこ、果物など ・不溶性の食物繊維:穀類、野菜、豆類、エビやカニの表皮など 水溶性食物繊維の効果として、小腸上部における管腔からの糖質の流入を抑制し、小腸…
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第334回 低脂肪食ダイエット

肥満問題のすべては摂取と消費のカロリーバランスなのか? それとも栄養源が問題なのか? これは積年のテーマであり、終わりなき議論が続いています。 折を見て「カロリーはカロリー?(仮称)」、「ダイエット vs ビジネス(仮称)」というタイトル記事で、問題点を取り纏めますが、当面は色々な研究論文をランダムに紹介していきます。 …
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第321回 高脂肪食は運動しても肥満を誘引する

米国テキサスA&Mインターナショナル大学の研究チームから、“脂肪酸化(燃焼)レベルが低くなくても、脂肪食の摂取比率、特に飽和脂肪酸を多く摂ると、セミプロ並みに持久力運動を行っても過体重を誘引する”ことが報告された。 研究目的: 身体活動は体脂肪の減少と体重増加の防止に貢献します。しかし、定期的にレクレーションとして、或い…
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第298回 食事による熱産生(TEF)

「食物による産熱効果」は英訳すると“thermic effect of food”となり、食事誘導性体熱産生(diet-induced thermogenesis=DIT)と同義語です。 TEF/DITは、単に食物の栄養素の酸化(燃焼)のみならず、“消化、吸収、輸送、代謝、貯蔵など食物の体内プロセスに必要とされるエネルギ…
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第280回 りんごダイエット

りんごが赤くなると医者が青くなる! ウルソル酸は、リンゴ、バジル、ビルベリー、クランベリー、エルダーフラワー、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー、プルーンなどに存在している天然化合物で、化粧品にも使われています。 特に、リンゴの皮はウルソル酸および関連化合物を大量に含んでいます。 PLoS ONE 7(6): …
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第220回 日本人の食事誘導性体熱産生(DIT)

間接ヒューマンカロリーメーター法 (respiratory chamber)が開発され、日本人の一日の食事誘発性体熱産生が評価された。この評価方法によると、DITは総摂取エネルギー量の11.4 ± 3.8 %であり、国際的に使用されている推定値(10%)と近似値であることが報告された。 Applied Physiolo…
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第195回 栄養素のバランス(タンパク比率)

新春早々にパソコンが故障し、修理に思わぬ時間が掛かっています。 そんな中で久しぶりにブログ更新します。 オーバーカロリーの状態では、「第141回 炭水化物は太ると言う話は都市伝説」や 「第178回 肥満のメカニズム」で説明したように、栄養素の種類やバランスを問わず、余分な栄養素は体脂肪として蓄積されること、加えてLB…
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第172回 食事のバランス

米国農務省 vs 米国ハーバード公衆衛生大学院 これは米国農務省が推奨する食事バランスのイメージ図で、Fruits(果物)、Grains(穀物)、Vegetables(野菜)、Protein(タンパク質)に四大別して説明がなされています。 しかし、ハーバード公衆衛生大学院(栄養学科)は、「USDA(農務省)のガイドラ…
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第153回 必須栄養素と必須脂肪酸

Updated 2012/4/4 <三大栄養素と五大栄養素> 先ず原点に戻って、栄養素とは何かについておさらいしましょう! 三大栄養素とは、たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)で、それぞれ体の中で1gあたり、たんぱく質4kcal、脂質9kcal、炭水化物4kcalのエネルギーに…
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第152回 ダイエット中の炭水化物の適正摂取量

炭水化物の摂取推奨量について、MR Lyle McDonaldの「How Many Carbohydrates Do You Need?」をダイジェスト(和訳)してご紹介します。そこには、彼の提唱する「ケトジェニックダイエット」という考え方が底流にあることを含んで読んでください。私はこのダイエット方法は、ダイエットの目的にも依り…
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第144回 三大栄養素の摂取目安量の定義

ダイエット&フィットネスに関する書物やインターネット情報を見ると、低炭水化物とか高タンパク質といった言葉が頻繁に使われていますが、具体的にどの位の数値を指しているのか良く判りません。 きっと皆さんもそうじゃないですか? そこで、纏めてみました・・・米国ベースです。 ・低脂肪食(Low fat) トータルカ…
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第143回 炭水化物の欠乏と糖新生/ケトン体

糖質はブドウ糖(グルコース)に分解され、肝臓と筋肉内ではグリコーゲンとして貯えらますが、脳には「蓄積機能」がありません。従って、脳への一定のグルコース供給が止まってしまうと、生命維持に支障をきたします。従って、炭水化物の摂取量を減らすダイエットを行ったり、絶食したり、或いは激しい運動を繰り返した場合などは、グルコースが不足し血糖…
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第123回 ビタミンDの効能 vs 乳がん・肥満・筋力など!

日焼けサロンの会員制の勧誘ではありません! ビタミンDが骨代謝とカルシウム代謝に関連すること、そして太陽光(紫外線)を浴びると皮膚で作られることは御承知のことと思います。しかし、食生活が豊かになった現在では、食品やサプリから十分なビタミンDが摂れるようになったため、寧ろ紫外線によるしみ、しわ、皮膚ガンなどの害に対する問…
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第91回 満腹指数(SI値)とは何か御存じですか?

朝食はパン食、それとも和食、どちら派ですか? レプチンと満腹中枢という言葉は良く使われますが、満腹指数(Satiety Index=SI値)とは何か御存じですか? 1995年に オーストラリアのDr Susanne Holt という研究者により考案されたもので、GI値(糖化指数)の次に「注目のダイエット指標」として、近年…
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