"COVID19"の記事一覧
関連記事
第1153回 BCGは新型コロナウイルスに有効なのか?
BCGは結核予防だけでなく、さまざまな細菌やウイルスから体を防御する有益なオフターゲット効果を有することが知られている。中国・Sichuan UniversityのJiayu Wen氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防に対するBCGワクチン…
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SARS-CoV-2に対する免疫に関する研究の多くは、循環抗体に関するものであり、ウイルスの複製とその後の感染を防ぐ粘膜防御に関する知見は乏しい。本研究では、SARS-CoV-2ワクチン接種を含むCOVID-19 (Delta及びOmicron BA.1変異体)の入院1年後の鼻腔および血漿中の抗体反応について検討した。
eBi…
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現状
オミクロン株に対するmRNAワクチンの重症化予防には一定の効果が期待できるが、感染予防効果は低いことが明らかになっている。故に、日本政府は従来からの”感染者数を抑制する戦略”から”重症化予防と死亡者数の抑制に注力する戦略”に大きく転換している。ワクチン抗体の有効期間も凡そ半年と言われているが、感染対策が次々と緩和され社会経済…
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室内の空気が乾燥し過ぎても、逆に湿度が高過ぎても、新型コロナウイルスの感染率や、感染後の重症化および死亡のリスクが増大するようだ。
Journal of the Royal Society Interface
2022/11/26
Associations between indoor relative humidity …
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BMJ
2022/9/7
Effect of a test-and-treat approach to vitamin D supplementation on risk of all cause acute respiratory tract infection and covid-19
最初の試験は、2020 年 12…
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背景や症例定義、急性肝不全の診断基準などについては「国内における小児の原因不明の急性肝炎について(第1報)」を参照
要旨
・2022年10月20日までに暫定症例定義を満たす小児の原因不明の急性肝炎の可能性例が112例報告された。肝移植を要した症例が1例報告され、死亡例の報告はなかった。
・第1報と同様、症例の発…
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Moderna(米国)は11月14日付のプレスリリース“Moderna's BA.4/BA.5 Targeting Bivalent Booster, MRNA-1273.222, Meets Primary Endpoint of Superiority Against Omicron Variants Compared To B…
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12歳以上における、ファイザー社およびモデルナ社の2価ワクチンによるブースター接種後の安全性データを、米国疾病予防管理センター(CDC)のAnne M. Hause氏らがMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)11月4日号に報告した。
米国食品医薬品局(FDA)は2022年8月…
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患するリスクを過小評価しがちな人と、その反対に過大評価しがちな人の特徴が明らかになった。京都大学大学院医学研究科社会疫学分野の竹村優太氏らが、日本人高齢者を対象に行った調査の結果であり、詳細は「SSM - Population Health」9月号に掲載された。
参考記事:
第11…
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Pfizer Press Release
2022/10/13
Pfizer and BioNTech Announce Positive Early Data from Clinical Trial of Omicron BA.4/BA.5-Adapted Bivalent Booster in Individuals 1…
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するmRNAワクチン(BNT162b2[ファイザー製]、mRNA-1273[モデルナ製])の4回接種は、3回接種と比較し、オミクロン変異株流行中の長期療養施設の60歳以上の入居者において、SARS-CoV-2オミクロン変異株の感染(症状の有無を問わないRT-PCR検査陽性)、症候性感染…
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獲得免疫が効きにくくなることを“免疫逃避”といいます。
米国ではオミクロン株や南アフリカ株の新たな亜変種が進行しており、ワクチンと感染による免疫獲得から逃避する可能性があることが医学ジャーナル四天王NEJMで発表されました。
NEJM 2022/7/7
Neutralization Escape by SARS-CoV-2…
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COVID-19のファイザー製/モデルナ製mRNAワクチン接種後に、稀ではあるが心筋炎または心膜炎のリスク増加が認められ、とくに18~25歳の男性で2回目接種後に最も高いことが、米国食品医薬品局(FDA)のHui-Lee Wong氏らによる後ろ向きコホート研究で示された。
Lancet
2022/6/11
Risk of…
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RCTではBNT162b2(ファイザー製)ワクチンおよびmRNA-1273(モデルナ製)ワクチンを接種した人の副反応疑い(有害事象)の発生率が低いことはわかっている。しかし、より長期フォローアップかつ大規模で多様な集団での、より広範囲の潜在的な有害事象に対する安全性は明らかになっていない。そこで、米国・ハーバード大学公衆衛生大学院の…
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感染対策が次々に緩和されていますが安心して手を抜いてはいけない!
4回目接種は、実施期間は令和4年5月25日から令和4年9月30日までとし、3回目接種から5ヶ月以上が経過した「60歳以上の人」および「18歳以上60歳未満で基礎疾患のある人、並びにその他新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める人」…
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米国疾病対策センター(CDC)の予防接種実施諮問委員会(ACIP)の評価では、ファイザー社よりモデルナ社データの信頼性が高いようです。
『米国の6ヶ月から4歳までの小児では、200万人以上の感染患者、2万人以上の入院、200人以上の死亡が確認されていますが、日本では事情が異なること』、『とは言え、感染後の諸々の後遺症が心配であるこ…
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関連記事:第1201回 ファイザー製ワクチン4回目接種の効果は?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンのあらゆるプライマリ接種におけるブースター接種にはmRNAワクチンが推奨されること、異種・同種ワクチンの接種を問わず3回接種レジメンが、種々の変異株のCOVID-19予防に比較的有効であることを、中国・香港大学…
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するPfizer-BioNTech 製ワクチンBNT162b2の4回目の接種は、SARS-CoV-2感染とcovid-19重症化の両方に対して、3回接種に比べさらなる予防効果があるようだ。しかし、4回目の接種の感染に対する相対的な有効性は、3回目の接種よりも早く減弱するようだ。
(参考)…
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米モデルナ社製の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンは、米ファイザー社製の同ワクチンよりもわずかに効果が高い可能性のあることが、新たな研究で示された。米食品医薬品局(FDA)により承認されている、モデルナ社製、ファイザー社製、および米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社製ワクチンについて、接種後の抗体価の推移を…
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世界的な流行を見せている新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株は、mRNAワクチンの3回目接種(ブースター接種)後の感染例も報告されている。感染例の患者背景や臨床像の詳細が、Lancet誌オンライン版2022年1月18日号のCORRESPONDENCEで報告されている。
2021年11月下旬~12月上旬に、SARS-Co…
2021年12月10日~2022年1月1日に米国の4,666施設で検査を受けたCOVID様症状を有する成人70,155人の陰性症例対照分析で、ファイザー製/モデルナ製ワクチン3回接種は、未接種および2回接種と比較して、オミクロン変異株およびデルタ変異株の両方に対して感染予防効果があることが認められた。
しかし、その効果はデルタ変異株に…
米国ファイザー社は12月8日付のプレスリリースで、オミクロン株に対する現行のファイザー/バイオンテック社製COVID-19ワクチンの効果を調べた研究結果を公表した。
方法:
現行のファイザー社-バイオンテック社のCOVID-19ワクチン(30μg)を2回または3回接種した被験者から採血し、疑似ウイルス中和試験(pVNT)…
妊婦の新型コロナ感染が話題となっています。千葉県では自宅療養中の妊婦が、入院先が見つからずに自宅で出産し、赤ちゃんが亡くなる不幸なケースが起きました。
妊娠中および授乳中の女性にとって、新型コロナワクチン接種による副反応を含めた身体への影響は大きな懸念であり、依然としてワクチン接種を躊躇している方が散見されます。このような状況下で…
12~15歳の思春期児において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンBNT162b2(Pfizer-BioNTech製)の安全性プロファイルは良好で、抗体反応は16~25歳よりも上回り、同年代で観察された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン有効率は100%と、高い有効性が示された。米国・シンシナティ…
厚生労働省は米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン(mRNA-1273)を大規模接種会場に加え、産業医による職場での接種にも活用する方針を明らかにしました。モデルナワクチンの既存株に対する有効率は約94%でファイザー社ワクチン95%とほぼ同等ですが、副反応についてはどうなのだろうか?
JAMA
2021/4/5
Re…
アップデート 2021/5/28
ファイザー社ワクチンの英国変異株(B.1.1.7)及び南ア変異株(B.1.351)への有効性は、 “第1182回 新型コロナワクチンの感染・重症化予防の有効性と副反応(まとめ)”で述べたように、2回目接種後14日以上で感染に対してはそれぞれ89.5%および75%であること、重症化に対しては…
“入院中の中等度・重度のCOVID-19患者に高用量200,000 IUのビタミンDを単回投与しても病状は改善されない”というブラジル・サンパウロ大学からの研究報告です。
JAMA
February 17, 2021
Effect of a Single High Dose of Vitamin D3 on Hospita…
2021/5/10アップデート
大事なポイントを取りまとめました。
情報弱者にならないよう一読することをお勧めします!
本来ワクチンとは、自分が病気にかからないように、かかっても重症化しないように、若しくは、自分が接種することで身近な人に病気をうつすのを防ぐために接種します。
しかし、私たちがこれから接種しようとする新型…
大阪で猛威を振るう感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「N501Y」が東京などの首都圏に迫っている中で、米国で新たな変異種「L452R」の感染が急拡大している。
米国で感染が急拡大している新型コロナウイルスの変異株について、日本人の6割が持っている免疫細胞で排除できない可能性があるとの解析結果を、東京大や熊本大などの研究チー…
米国疾病予防管理センター(CDC)は、「次のような病状の成人は年齢を問わずCOVID-19重症化リスクが高くなる」旨を2021年3月29日付で発表しました。
People with Certain Medical Conditions
COVID-19重症化リスクとなる成人の病状リスト(アルファベット順)
・がん
…
“第1176回 COVID-19ワクチンについて知っておくべきこと!” および “第1177回 新型コロナ変異株への現行ワクチンの有効性は?” の続きです。
アストラゼネカ製ワクチンの英国型変異株への有効性
英国では変異株B.1.1.7が2020年11月以降COVID-19の主因を占めている。
「変異株B.1.1.7に…
Nature Medicine
2021/3/4
Resistance of SARS-CoV-2 variants to neutralization by monoclonal and serum-derived polyclonal antibodies
急速な広がりを見せている新型コロナウイルスの変異株に対し…
2021/5/3 アップデート
英アストラゼネカ
ワクチンはアストラゼネカと英オックスフォード大の共同開発で、英国では今年1月に接種が始まった。臨床試験(治験)では、発症を防ぐ効果は平均70%と報告されている。日本政府と1億2千万回分の供給で契約している。このうち3千万回分は3月までに輸入される予定で、残りの9千万回分は…
“コロナ報道とPCR検査の問題点”について、統合医療クリニック徳院長がMedical Tribuneで声高に語っておられるので紹介します。
メディアが報じない新型コロナの「問題」
2月14日に名古屋で医師らがイベント開催へ
2021年02月01日
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、ポリメラーゼ連鎖反応(…
2012/2/12 アップデート
菅政権のコロナ対策をダイエットになぞらえて分かり易く説明しています。
2021/1/22付け、バイデン大統領から “National Strategy for The Covid-19 Response and Pandemic Preparedness…新型コロナ対策とパンデミック準備体制…
遺伝学者ら22氏が撤回を要求
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断において世界中で使用されているポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の遺伝子の有無を検出する方法だが、SARS-CoV-2の遺伝子配列を初めて報告した論文(Euro Surveill 2020; 25:…
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは依然として収束の兆しが見えない。
医学ジャーナルの四天王 “The New England Journal of Medicine” が、前トランプ大統領を危険なほどに無能な政治的リーダーと社説で非難糾弾したことは、“第1160回 N Engl J Medがトランプ大…
PCR検査の陽性者=感染者ではない!!
『新型コロナウイルスの国内感染者が29日、新たに809人確認され、累計10万人を超えた』…10月30日の朝日新聞1面のトップ記事です。
これは陽性者数であって感染者数ではありません。
西村大臣、小池都知事、NHK、保健所までもが“陽性者=感染者=患者”と一括りして間違った発言をし…
第III相試験の被験者集めの完了の便りも飛び交い、今月末には早くも結果さえ判明し始める(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防ワクチンは場当たり的に扱うことなく、安全で効果的なもののみ世に出すと米国FDAは約束しました(2,3)。それにワクチンメーカー9社は早まった承認申請はしないという稀にみる珍しい共同声明を発表…
免疫系を含むコロナ諸文献を全般的にレビューしつつ、ビタミンDの有益性を再確認しました。
長文ですが目を通してください。きっとお役に立つと思います。
因みに、わたしはビタミンD販売業者の回し者ではありません(笑)
高齢者の重症化と死亡率
世界保健機関(WHO)は、ヨーロッパで新型コロナ感染症で死亡した人のうち95%…
掲題に関する直近の研究報告を幾つか取りまとめて紹介します。
一つ目は、
イランTehran University of Medical Sciencesと米国Boston大学による横断研究で、
体内のビタミンDの状態とCOVID-19重症化/死亡リスクとの関連を報告しています。
<要約>
COVID-19感染…
専門家はコロナ感染が終息気味だと言う。
しかし、その理由はわからないと言う。
go Toキャンペーンの推進で、週末はどこもかしこも3密ゆるゆるで混雑している。マスク着用と手洗いで感染の勢いが止まったとでも思っているのか、特に若年層は気にも留めないかのようだ。釣られて巣ごもり疲れの高齢者も外出が増えている。
元専門家会議副座…
2020年9月24日、国立国際医療研究センターは、COVID-19患者の血中の液性因子を、病態の経過に沿った形で網羅的解析を行い、重症化を予測する5つの液性因子を同定したと発表しました。
その骨子は、
・COVID-19の重症・重篤化へ至る患者は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した初期から、血液中のCC…
雑談あれこれ
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国ではCOVID-19感染者数750万人/死者数21万人を超し、いずれも世界最多となっています。
世界的に権威のある医学ジャーナル “The New England Journal of Medicine”は、208年の歴史を通して政治家候補を支持したり非難した…
2020/6/13 アップデート
COVID-19の感染・重症化・死亡リスクの諸因子について直近の情報を末尾に追記しました。
第1141回~第1156回で新型コロナに関して詳述していますが、初めての方のために中間的に取り纏めておきます。
新型コロナウイルス(COVID-19)は第1波で終息するのか?
史実が物語…
歴史を振り返ると、1968年の香港インフルエンザは感染127,086名/死亡985名との記録があり、SARS(重症急性呼吸器症候群)およびMERS(中東呼吸器症候群)も日本でのオーバーシュートは見られなかった。
多くの犠牲者が出た災いは下表の通りで、1918年からのスペイン風邪が1923年の関東大震災の約105,000人を上回る。…
感染症パンデミックは二通りの終わり方をする。
COVID-19終息についての続編を書こうと思っていた矢先に面白い記事を見つけました。実に的を射た内容です。
The New York Times
May 10, 2020
How Pandemics End
An infectious outbreak can con…
晋三!
ボーっと生きてんじゃねーよ!
密閉、密集、密接の条件がそろう場所がクラスター発生のリスクが高いことに異議を挟む余地はない。クラスターの制限や学校閉鎖、ソシアルディスタンス、手洗い、マスク、咳エチケット、換気といった公衆衛生的介入による感染防止効果は研究論文でも示されている。
しかし、専門家会議の新型コロナウ…
イスラエルTel Aviv大学の研究が、May 13, 2020年5月13日付けで、医学ジャーナル四天王といわれるJAMAに掲載された。
この研究では35〜41歳の成人を対象とし、幼少期にBCGワクチン接種した成人と接種しなかった成人において、新型コロナウイルスIgG抗体の検査を実施しているが、陽性率に差は無く予防効果は認めら…
米国ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、2020/5/16の時点で新型コロナウイルス感染症による死者が世界全体で31万人を超えた。
1~2日ごとに1万人以上の死者が増える状態が1カ月半以上にわたって続いており、被害拡大は衰えていない。感染者は460万人を上回った。
集団免疫率
一般的に集団免疫が機能するには「Z>1…
コーヒーブレイク♪(^.^)
コウモリにも種類がありますが、夜行性のコウモリは、日中は陽の当たらないところで休んでいるが、休むところは洞窟であったり、木の祠であったり、はたまた人家であったりと種類によって違いがあります。コウモリは乾燥が苦手で、湿気が高い場所を好みます。洞窟はねぐらだけでなく、冬眠や繁殖の場としており、…
雑談あれこれ
昨今では高齢者による運転事故の多発が問題となり、新型コロナウイルでは「開店前のドラッグストアに並びマスクを買い占める高齢者」、「隣人が五月蠅いから刺殺したという高齢者」、「電車内でマスクをせずに咳をした若者を怒鳴る高齢者」とネガティブなニュースが目立ちます。
こんな現況下で、ホントに親切心なのか、それとも鬱鬱陶し…
ハーバード大学医学部の教授、且つ、マサチューセッツ州ボストンにあるブリガム・アンド・ウィメンズ・ホスピタルの予防医学部門のチーフでもあるDr. JoAnn Mansonも当ブログで取り上げた研究論文を引用して、ビタミンD補給が新型コロナウイルスの感染リスクと重症化リスクを軽減する可能性があることを指摘しています。
Meds…
雑談あれこれ
米国ペンシルベニア州立大学のElizabeth McGraw氏は、『冬季は屋内に集まり(クラスター)感染のリスクが高まる。更に、感染は咳やくしゃみで放出される飛沫(水滴)によって広がるが、空気が冷たくて乾燥しているときは浮遊しやすく、空気が湿っていて暖かい場合、水滴は速く地面に落下するので伝播しにくい』…
先ずは、”第1142回 新型コロナウイルス vs ビタミンD” を読んでください。
Paul Lips et alの研究では、ビタミンD欠乏を血清25(OH)Dレベル<50 nmol/L or 20 ng/mLと定義すると、北欧では人口の20%未満、西欧/南欧/東欧で30~60%、中近東では最大80%が欠乏レベルであり…
2020/5/8 アップデート
安倍首相は、感染者の減少が期待通りではなかったとして、緊急事態宣言を全国一律で5月31日まで延長を発表した。外出自粛や施設使用制限などに強弱をつけるという対応で、13の特定警戒都道府県とそれ以外の34県を明確に区分し、経済活動を部分的に容認する姿勢を打ち出した。
専門家が「自粛の緩み」から再び感染…
君には難しいかも…
パパ・ママにしっかり読んでもらってね!
ニュージーランドでは、早期にGDPの4%に相当する8000億円規模の経済対策および世界的にも厳しい都市封鎖を実施して、アーダーン首相がテレビ・メッセージで “stay home, be strong but be kind, We will be OK“ と国民に語…
2020/05/08アップデート
米国Cedars-Sinai Medical CenterのJonathan Grein et al.は、開発中の抗ウイルス新薬RemdesivirをCOVID-19重症患者に例外的に使用した結果、68%(53人中36人)の患者で臨床的改善が見られ、2020年4月10日付け N Engl J Me…
2020/10/29アップデート
COVID-19に関する医学的情報メモをshareします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と血液型との関連性を報告する2つの研究が、Blood Adv. (2020 Oct 27)に掲載されている。
1つ目は、The association of ABO blood …
“第1141回 新型コロナウイルスとインフルエンザについての考察”で紹介したWilliam Grant et al.による新研究について、Google翻訳も質が良くなっているので全文の和訳は割愛することし、ここでは解説とコメントを思いつくがままに順不同で書きます。
この論文では、ビタミンDは、ウイルスの複製率を低減させる抗…
新型コロナウィルス感染者が増えています。
2020/4/23で国内感染例11,993人です。
死者は299人です。
連日マスコミは恐怖を煽るような報道をしています。
他方、厚生労働省の人口動態調査によれば、季節性インフルエンザによる日本国内における死亡者数は、2015年は2,262人、2016年は1,463人、2017年…