"ダイエットのいろは"の記事一覧

第1032回 ダイエットのABC…食欲とうまく付き合うには?

ダイエットしたいのに、ついつい食べてしまう! どうして食欲に勝てないんだろう! こんな悩みを解決するための基礎知識を伝授しましょう。 ダイエットの基本 エネルギー収支バランスを負にすることです。 トータルで摂取カロリー<消費カロリーにすれば必ず痩せます。 ダイエット実践上の留意点 ・量的・質的に正し…
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第978回 基礎代謝が低い人は太るってホントですか?

掲題に関して米国Mayo Clinicはきっぱりと否定しています。因みに、メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)はクリニックという名前がついていますが、米国屈指の大手総合病院で、アメリカ合衆国の歴代大統領やヨルダン国王をはじめ各界のVIPがここで診療を受けています。 American Journal of Cl…
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第907回 エネルギー収支バランスって何ですか?

日本人の食事摂取基準2015年版(厚生労働省)に明記されているように、エネルギー収支バランスの定義は、“摂取量-消費量”です。その結果がBMIと体重の変化であり、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態が続けば体重が増加し、逆に、エネルギー消費量がエネルギー摂取量を上回る状態では体重が減少します。 もっと詳しく…
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第890回 ビジネス vs ダイエット

ダイエットの成功率を高めるにはどうしたら良いのでしょうか? Bizとダイエットを引っかけて思いつくが儘に書き綴ってみました。 Bizとダイエットいずれもいばらの道! 成功者へ憧れて、技術があるから、自由に生きたい、もっと稼ぎたいなど、起業するには様々な動機や理由があります。しかし、起業しても成功するのはほん…
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第889回 筋トレが安静時代謝量に及ぼす影響

掲題の件について、米国Connecticut大学JC Aristizabal et alの研究論文がEuropean Journal of Clinical Nutritionに掲載されているので紹介します。 筋量アップと基礎代謝量/安静時代謝量について、これまで当ブログが ”第745回 筋肉と代謝量についての都市伝説” や “第…
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第873回 年齢、食事、運動、体重、ウェストサイズの関係は?

ヒトは加齢に伴い太っていく。 学生時代に比べて食事の質は明らかに高めているのに・・・ 何故なの? 米国South Carolina大学の研究チームは、“歳を取るに伴い身体活動量が減っていくからだ”という結論を出しました。 Medicine & Science in Sports & Exercise: Apr…
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第773回 どんな食事でも摂取量<消費量にしなければ痩せない!

タンパク質食は満腹感をもたらし、且つ、熱産生へ好影響するという理由から、減量には高タンパク質食がポピュラーとなっている。そこで、本研究では、タンパク質を過食すると食餌誘発性熱産生(DIT)にどのように影響するか調査が行われた。 低タンパク質食と比較すると、高タンパク質食および標準タンパク質食は代謝向上に関係し、脂肪組織…
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第772回 Dietの基本はカロリー制限

高GI値のジャガイモは減量には不向きとされているが、米国カリフォルニア大学デービス校とイリノイ工科大学による共同研究で、ジャガイモを食しても減量出来ることが報告され、“減量には特定の食品を排除することではなく、カロリーを低減することが重要である”ことが再確認された。 Journal of the American Co…
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第736回 代謝とは?

代謝とは何でしょうか? 代謝(Metabolism)とは、生命(有機)体が生命維持のために行う一連の化学反応/ホルモン反応のことであり、これらによって生体は成長や再生、その構造や体系の維持、並びに環境への順応などを可能にしています。 「化学反応」とは、物質をつくっている原子の組み合わせが変わることです。 「ホルモン反応…
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第714回 頭の体操です!

コーヒーブレイク♪(^.^)  一定の距離を、倍のスピードで走ると消費量はどうなりますか? 答え:走行距離が一定であれば、二倍の速度で走ると走行時間は半分になるので、消費カロリーは変わりません。 一定の時間を、倍のスピードで走ると消費量はどうなりますか? 答え:走行時間が一定であれば、早く走る方…
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第427回 ダイエットの進捗管理

毎月末締めで予測体重(理論値)と実測体重の差異をチェックし、数値を是正・修正していくことで、進捗管理はより正確化していきます。 減量のためのプログラムの作成要領及び具体的なカロリー計算は、第100回の初心者のためのウェイトマネジメントを参照してください。 減量すると、基礎代謝量、生活活動及び運動の消費量も変わる(低減…
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第411回 ランニング消費量の簡単計算

東大の八田秀雄教授が、彼の著書の中でも触れているように、マルガリア博士が発見した“1Kg/1Km/1Kcalの公式” があります。 これは、ランニングの場合には “体重1kg、距離1km当たり大体1Kcal消費する” というもので、体重70Kgの人が10Km走ると約700Kcalを消費することになります。 注目点は走るス…
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第394回 ロングブレスダイエット

ロングブレス(深呼吸)そのものに大きなダイエット効果はありません。 Oxycise(オキシサイズ)とは、Oxygen(酸素)とexercise(運動)を結合した造語です。 Jill R Johnson女史によって考案されたもので、その特徴としては、深呼吸(横隔膜)に力点を置き簡単なストレッチを組み合わせたダイエット法…
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第372回 思春期のダイエット vs 身長

2014年7月31日アップデート 国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防ために参照する エネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示す “ 日本人の食事摂取基準(2015年版)案“ が厚生労働省から発表されました。そこに参照体位(参照身長/参照体重)、推定エネルギー必要量 (kcal/日)およびBMIなどについての新しい参照値が記載さ…
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第366回 筋肉 vs 体脂肪

体重/身長が同じなのに、「ポッチャリ見える人」と「スリムに見える人」がいます! なぜ? プールでよく浮かぶのは肥満肥りの証拠です! 密度とは単位体積あたりの質量のことです。 脂肪の密度=0.9g/cm3 筋肉の密度=1.1g/cm3 水の密度= 1 g/cm3 脂肪は水より密度が小さいので水に…
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第325回 超簡単ダイエット

アップデート 2015年12月27日 2015年までに、世界中の3人に1人が過体重、10人に1人が肥満になると予測されています。肥満に伴う健康リスクとして、2型糖尿病・心血管疾患・癌など、さまざまな生活習慣病の危険度が高まることが明らかになっています。 そんな中で、食べ過ぎだけでなく社会的な要因が、世界的な規模で議論されています…
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第290回 10代の強い瘠せ願望は過体重につながる!

モデルのように痩せたい! お気に入りの洋服を着こなしたい! 好きな男性が細身の女性が好きだから痩せたい! 雑誌、TV、インターネットの影響で、“理想的スタイルは細くなること”と言う風潮がますます高まっています。 写真は、いま人気上昇中の台湾のウェザーガールズです。 ノルウェー科学技術大学(NTNU)による11年…
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第281回 祖先原始人 vs 現代人のエネルギー消費量

現代のライフスタイルは狩猟採集祖先とは明らかに異なっており、これがグローバルな肥満蔓延の原因であると主張されています。しかし、アフリカで伝統的に狩猟採集をしている現在のHadza族と欧米人との消費エネルギー量が同じであることが分かり、この主張に疑問を投げかけています。 PLoS ONEとは、米国ロスアンジェルスと英国ケ…
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第263回 熱産生(体温)

体内の熱産生を起こす諸因子 1.基礎代謝: 基礎代謝量の約60~70%は体温保持に必要な熱量で、残りが心肺活動や肝臓の循環器系活動、筋活動と内分泌系の神経活動です。基礎代謝の内訳は、骨格筋/脂肪組織/肝臓/脳/心臓/腎臓/その他で、基本的に老化に伴い代謝能力は低下しますが、現在の簡便な計測方法では体表面積(身長x体重…
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第259回 リセットダイエットの甘い誘惑

日本人の常識は外国人の非常識! ダイエット界の常識は世界の非常識! 高炭水化物から低炭水化物へ かつて米国農務省が、栄養学者のNathan Pritikin氏の主導で科学的根拠のない食事ガイドを作りました。35歳で心血管疾患を患った彼の経験から作られたその内容は、「低タンパク・低脂肪・高炭水化物」で、炭水化物60%…
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第219回 基礎代謝とはこういうものなんですよ!

基礎代謝量が上がると痩せる! こんな馬鹿げた事を言う人が大勢いらっしゃる。 基礎代謝量が相関するのは体表面積ですから、体が大きくなれば基礎代謝量は高くなるのです。 つまり、食べなければ(=痩せれば)低くなるし、食べれば(=太れば)高くなるものなのです。 それでは、基礎代謝量とはどんなものなのか、もっと詳しく説明し…
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第203回 肥満と発汗

Q: デブは汗をかきやすい? A: イエス! 人間は恒温動物であり、日常の身体活動で体内に多量に作られた熱を、絶えず体外に放熱して恒常性を保っています。 ところが、肥満者の場合は、厚い皮下脂肪が体外への放熱を阻害するだけでなく、血中脂肪酸の濃度が高いため、抹消の毛細血管つまり皮膚の血流の悪化をまねき、体外に逃がす熱…
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第100回 初心者のためのウェイトマネジメント

アップデート 2020/1/30 “第1140回 ダイエットを成功に導くキーポイント”を併せて読んでください! <目標の明確化> 一番目の写真は、ロシアの売れっ子モデルIrina-Shaykさんです。 二番目の写真は、筋トレ中心でシェイプアップした女性です。 三番目は、無理な食事制限でダイエットしたモデルさんです。 …
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第90回 発汗と脂肪燃焼

サウナスーツ 気になる部分に装着するものや、全身を覆うものまで様々な商品があります。これらに共通するのは「発汗させることで新陳代謝を促し、脂肪が燃焼する」ということを強調している点です。しかし着用して運動すれば、発汗が促されますが、脂肪燃焼には何の効果もありません。つまり汗が出ることと、脂肪が減ることには関係がありません。…
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第88回 1%の体脂肪率に一喜一憂していませんか?

生身の人間を解剖・組織分析して直接的に体組成を調べることは出来ません。従って、体脂肪の測定は間接的な方法を用いざるを得ません。その方法としては、水中体重法、空気置換法、二重エネルギーX線吸収法、キャリバー法(皮下脂肪厚法)、生体インピーダンス法、更にその他に大掛かりな装置を必要とし一般的ではありませんが、CT法、MRI法、体…
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第53回 筋肉を維持しながら体脂肪を減少させる!

減量には次の四つの方法があります。 (1)食事管理 (2)食事管理+筋トレ (3)食事管理+有酸素運動 (4)食事管理+筋トレ+有酸素運動 上記(4)のケースについては、第51回「.筋トレが先? それとも有酸素運動ですか?」で詳しく説明しました。今回は上記(2)のケースで、最終ゴールが体脂肪を減らすだけでなく、しか…
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第52回 ダイエット開始直後の体重減の正体は水分です!

Updated 2011/12/12 炭水化物の摂取の制限やカットによって、体は多量の水分を体外に排泄し、その結果、一次的に体重が減少します。 その理由は次の通りです。 ・人の体の約60%は水分で、浸透圧が一定になるように調節されています! ・脂肪は水に溶けませんが、糖は容易に溶けます! ・溶けるということは、…
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第4回 体脂肪1kg減少に必要なカロリー?

燃焼カロリーの正確な数値を特定することは不可能です! なぜなら、エネルギーや栄養の必要量には個人差があり、その要因も多岐に亘っているからです。一般的な標準偏差として、男性で200 kcal/日、女性で160 kcal/日程度あると報告されています。 このような中で、学者により色々な自説が唱えられ、異なる数値が使われているのが…
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第3回 部分痩せって出来ないの??

芸能人やブログのダイエット経験談、エステ関連のセンセーショナルな宣伝文句、或いは「揉みほぐしで遊離脂肪酸にしてから、有酸素運動すると部分痩せ出来る・・・と言った裏技情報まで見ると、ついつい「部分的に痩せることって可能なんだ」と思ってしまいます。 セルライトは嘘?本当? セルライトとは、ヨーロッパの美容業界で造られた言…
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第2回 筋肉を付けて基礎代謝アップという話は間違い!

アップデート2014年8月3日 “第745回 筋肉と代謝量についての都市伝説” をご覧ください! ダイエッターへのアドバイスとして、筋トレで筋肉が増強すると、基礎代謝量が上がり、太りにくい体質に変わるというのが通説となっていますが、一口で言うと、これは針小棒大に誇大化された情報です。 米国でも、Power …
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