健康な成人がSugars(遊離糖)などを含む加糖飲料を飲むと、1日の総エネルギー摂取量にどのように影響するのか?
フルクトース(果糖)、グルコース(ブドウ糖)、アスパルテーム、高果糖コーンシロップ(HFCS/異性化糖)入りの飲料を比較検討した論文が、米国Fred Hutchinson Cancer Research Center/…
トータル追跡期間9.4年間で、ダイエットソーダを飲まない人で約2.03cm、時々飲む人で約4.65cm、毎日飲む人では何と約8.03cmもウエストサイズが増えたそうだ。
The Journal of American Geriatrics Society
2015 Mar 17
Diet Soda Intake I…
WHOが言っているstrongな科学的エビデンスとはどういうものなのか気になるので調べてみました。Sugarsと肥満に関する研究論文は次の3件で、その内2件はハーバード大学公衆衛生大学院/ハーバード大学医学部および附属病院のBrigham and Women's Hospitalによるものです。もう1件は米国Yale 大学に…
世界保健機関(WHO)の新ガイドラインは、成人と子供の1日当たりのfree sugars(遊離糖)の摂取量を、総エネルギー摂取量の10%未満に減らすよう勧告しています。
亦、5%未満または約25g(ティースプーン6杯)にすると、虫歯の減少と云った更なる健康効果が得られると述べています。
WHO calls on co…
米国ミズーリ大学の研究チームから、適量の高果糖や高ブドウ糖入りの飲料を短期間(2週間)飲んでも、体重が安定しアクティブな青少年(15歳~20歳)の代謝健康に特異的な影響を殆ど及ぼさなかったという報告がありました。
American Journal of Clinical Nutrition
September 201…
ブドウ糖+果糖入り飲料がタイムトライアルと胃腸障害発症に及ぼす影響について、男性サイクリストを被験者として調べた研究報告です。
Medicine & Science in Sports & Exercise:
September 2014 - Volume 46 - Issue 9 - p 1778–1…
Sugarとは何か誤解している人たちが多いです!
しっかり読んでください!
ニュージーランド大学の人間栄養学部Jim Mann教授とDr Lisa Te Morengaが率いる研究チームは、sugarが心臓病のリスク因子に直接的な影響を及ぼし、体重増加に関係なく血圧に影響することを発見しました。
解説:
1980…
2014年3月30日に開かれた米国心臓病学会(ACC)の年次学術集会で、ダイエット炭酸飲料を1日に2本以上飲む高齢の女性は、ほとんど飲まない女性より心血管疾患になる確率が30%、関連疾患で死亡する確率が50%それぞれ高いという調査結果が発表された。
American College of Cardiology
Mar…
米国臨床栄養学会誌(AJCN)
December 2013 vol. 98 no.6 1377-1384
“Relative ability of fat and sugar tastes to activate reward, gustatory, and somatosensory regions”
背景:
…
“Sugary drinks may magnify the genetic risk of obesity”
By Nanci Hellmich
USA Today Sept23 2012
肥満の遺伝的素因のある人がsugar入り飲料をたくさん飲むと、肥満遺伝子の影響が高まり、体重の問題を悪化させる可能性がある…
特に米国では、砂糖の主成分であるショ糖(果糖+ブドウ糖)や高果糖コーンシロップの形で摂取する果糖が、肥満や糖尿病の増加と関連づけられ大きな問題となっています。
引用文献
国際オーソモレキュラー医学会ニュース
論説: Robert G. Smith, PhD
日本語訳監修:Dr姫野友美(ひめのともみクリニック)
20…
カロリー飲料は太ると云われています。
もちろん飲む量や総摂取量が肥満の最終的な決め手となりますが、“単純にカロリー飲料をノンカロリー飲料に置き換えると、どのような減量効果があるのか?”、こんな実験が米国で行われました。
American Journal of Clinical Nutrition
“Replac…