"cardio(走 vs 歩)"の記事一覧

第1023回 ウォーキングは推奨レベル以下でも健康寿命に有益である

現行の身体活動ガイドラインは、週当たりmoderate-intensity(中程度の強度)の身体活動>150分、またはvigorous-intensity (強度の高い)の身体活動>75分を奨励しています。しかし、この活動目標は非アクティブ層や特に高齢者などにはハードルが高く実行できていません…65-74歳で42%/75歳以上で28…
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第973回 シューズの重さはランニングパフォーマンスにどれだけ影響する?

先行研究では、“シューズの質量が100g 増える毎に酸素摂取量は約1%高まる”、”代謝率とランニング速度は正比例する“ことが報告されています。今般、コロラド大学ボルダー校Kram et al.はシューズに小さな鉛のビーズでできた100g及び300gの重りを気づかれないように縫い付けて、3000mタイムトライアルのパフォーマンスがそれ…
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第938回 同じ距離ならランニングとウォーキングの消費カロリーは同じ?

走る時間が一定であれば、遅く走るより速く走る方が消費カロリーは高くなります。走る距離が一定であれば、速く走るとそれだけ時間が短縮されるので、消費カロリーは変わりません。しかし、歩く場合は、速度を高めると距離当たり/時間当たりいずれも消費量は高まります。 「歩く」と「走る」の消費カロリーを比較するのは思ったほど簡単ではありません…
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第912回 持久力トレーニング vs VO2max(最大酸素摂取量)

心臓から運ばれていった酸素の量(心拍出量×動脈血中酸素)から、心臓へ還ってきた酸素の量(心拍出量×混合静脈血中酸素)を引いたものが、全身で消費された酸素の量である。これが Fick の原理で、式で表すと酸素摂取量(VO2)=心拍出量(Q)×動静脈酸素較差(a-VO2 diff)となります。 しかし、今般スイスZurich大学Mon…
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第665回 フットストライクは傷害率に影響しない:U.S.Army大研究

膝を痛めたランナーが裸足で50マイルレースを完走するという内容の著書「Born to Run」がフォアフット論争の火付け役になり、ベアフット/ミニマリストの提唱者は、フットストライクと傷害には相関性があり、フォアフット及びミッドフットは、かかと着地に比べて傷害が少ないと主張します。 一般市民ランナーの大半はかかと着地ですが…
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第636回 ウォーキング vs スロージョギング

同じ時間運動するなら、 ウォーキング? それともスロージョギング? <福岡大学基盤研究機関身体活動研究所> 近年、我が国では未体験の超高齢化社会に突入しています。そのような時代背景から健康維持・増進のためにウォーキングやジョギングなどの健康づくりの運動の重要性がさらに高まっています。最近、健康づくりの運動として、…
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第586回 ハイテクランニングシューズ

ランニング中の怪我については、 前回の記事 でも取り上げましたが、独Fraunhofer研究所は、特に不整地での着地や疲労時に生じやすい捻挫や足首関節の怪我などを防止するため、ハイテクランニングシューズを共同開発中で、2015年初め頃には販売可能になる見込みだそうです。 参照記事 Fraunhofer High-t…
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第487回 食後ウォーキング vs 血糖コントロール

掲題に関し二つの研究報告を紹介します。 一つ目はジョージワシントン大学公衆衛生保健サービスの研究論文で、不活発な高齢者のケースでは、運動時間が同じであっても、「食後15分間の断続的なウォーキングの方が、45分の連続ウォーキングより血糖値改善に良いことが分かった」というものです。 もう一つは、オランダのマーストリヒト大学メディカル…
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第435回 ウォーキング vs ジョギング

ウォーキング vs ジョギングの効果について、二つの研究論文を紹介します。 一つは、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、および冠状動脈性心臓病の発症リスクで、Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biologyで取り上げられました。 もう一つは、減量効果で、Medicine & …
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第391回 ミニマリストシューズ

フォアフット vs かかと着地! ベアフット vs ミニマリストシューズ vs ランニングシューズ! 果てしなき議論が続いています。 ベアフットは “裸足” という意味です。 ミニマリスト(最小限主義者)とは、コンピューターや芸術の分野から派生した言葉で、“最小限の美を追求する人たち” を指しますが、現在では「ラ…
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第236回 増量期の有酸素運動

有酸素運動 vs 筋トレ 有酸素運動と筋トレを連続して行うことに関しては、その順番も含めて前回のコラムで取り上げました。取り纏めますと、現状では賛否両論あるとは云え、その中ではっきりしていることは、有酸素運動では筋肉を増やすことはできません。従って、筋量アップが目的であるなら、大事な点は高強度の筋トレを行うことに太宗傾注す…
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第224回 ランナーズハイ

アップデート 2013年9月27日 セカンドウインドとランナーズハイ 走り始めは心拍数が上がり息苦しくなります。しかし、暫くすると全身が軽く感じられるようになります。このような状態を1960年代後半ではセカンドウインドと呼びました。 現代では、身体活動を続けることによって起こる心理的な変化をランナーズハイと呼び、多幸感、高揚感…
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第212回 ベアーフット vs ランニングシューズ

アップデート 2016.9.18 代謝コストはどちらの方が優れている? 「フォアフット着地こそが人間本来の姿であり、かかと着地を繰り返すと足を痛めるが、フォアフット着地は衝撃吸収能力を高める。かかと着地の反復的ストレス傷害 (オーバーユース障害)のリスク率はフォアフット着地の約2倍である」というハーバード大学のD…
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第193回 最大酸素摂取量(VO2max)

VO2maxとは、単位時間当たりに体組織が酸素を取り込む最大量のことです。 走り始めて少しずつスピードをあげていくと、だんだんと苦しくなってきます。 心拍数はどんどん上がっていき、やがて酸素の供給が間に合わなくなります。 更に、スピードを上げて走ると益々苦しくなってきて、やがて走り続けることができなくなります。 …
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第192回 ランニング・エコノミー

体重1kgあたりに必要な酸素量は各人各様に異なるので、“同じ酸素摂取量で走った場合でも、ランナーによって出せるスピードが違う”、つまり、“同じ最大酸素摂取量(VO2max)のランナーでも、走れるスピードが異なる”ということになります。 ランニング・エコノミーとは、自動車の燃費性能と同じで、少ないエネルギーで効率よく走れる能…
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第158回 減量 vs ランニングスピード

減量すると、健康上の多くの利点があるだけでなく、ランニングのスピードが上がります。 ランナー、ランニングコーチ、ライターとして著名な米国のMr Joe Hendersonによれば、1ポンドの減量では、1マイル当りのスピードに大した影響は出ないが、10ポンド減量すると、1マイル当り20秒、5kmでは1分、マラソンでは約9分のスピ…
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第149回 フォアフット vs かかと着地

昨年、ハーバード大学のDaniel Lieberman博士の論文が、英科学誌「Nature」に掲載されました。 その内容は、週20km以上走る米国およびケニアのランナーを被験者とした実験で、シューズを履いたランナーの75%以上はかかと着地するが、裸足のランナーの大半がかかと着地せず、拇指球の外側で着地することを指摘し、フォ…
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第148回 アスファルト vs 柔らかい地面

最近流行りのベア-フットランニングとは、「はだし感覚で走る」ことで、ランニングシューズを履いて走るよりも、足にかかる衝撃が緩和されると云われています・・・写真はベア-フットランニングシューズです。 先ず、ランニングとジョギングは一体どう違うのでしょう? 走る速度の違いによって呼び分けられ、ランニングの方が速く、ジョギング…
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