"肥満遺伝子"の記事一覧

第818回 肥満遺伝子は運命なの?

You are my destiny・・・君は俺にとって運命の人だ♡ でも、遺伝子は運命なんかじゃないよ! 参照記事: ハーバード公衆衛生大学院 Genes Are Not Destiny 肥満を促進する世界での肥満を促進する遺伝子 遺伝子は人間の生理/発達/順応のあらゆる側面に影響を与え…
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第451回 ガラクタ遺伝子はガラクタである

ジャンクDNAは、染色体あるいはゲノム上の機能が特定されていないようなDNA領域のことでガラクタ遺伝子とも呼ばれ、例えばヒトの場合、転写されたDNAのわずか2%の部分だけが蛋白質に翻訳されるとされてきました。 しかし、第309回のジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)で書いた通り、昨年のENCODEプロジェクトで、ガラクタ遺伝子…
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第310回 サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)

レスベラトロール 溯って、2011年6月12日放送のNHKスペシャル“あなたの寿命は延ばせる”で、ブドウの皮や赤ワインに含まれるポロフェノールの一種である “レスベラトロール” が紹介され、これを摂取することでサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化し、寿命が延ばせると報道されました。 テレビ朝日では、12月21日“100歳…
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第309回 ジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)

ジャンクDNAとは、染色体あるいはゲノム上の機能が特定されていないようなDNA領域のこととされてきました。2012年9月6日(木)12:10付でウィキペディアは最終更新されているものの、実は前日の5日に、アメリカ国立ヒトゲノム研究所”が資金提供をし、世界中の32のラボの440名の研究者による “DNA要素の百科事典(ENCODE…
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第260回 ノルディスカDNAダイエット

センセーショナルに喧伝されるダイエットの正体については、前回の「リセットダイエットの甘い誘惑」でご理解いただけたと思いますが、今回も引き続きダイエット関連の話題を取り上げます。 2012年5月23日のTV番組「世界仰天ニュース」で “ノルディスカダイエット”が紹介されました。 その内容は、『爪から個人の遺伝子DNA情…
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第210回 肥満と遺伝子GPR120

・消化器官、肝臓、脂肪細胞の表面に存在するタンパク質GPR120は、不飽和脂肪酸(特にn-3脂肪酸)を検知し反応する。 ・消化器官でn-3脂肪酸とGPR120が結びつくと、食欲を抑制したり、膵臓を刺激しインスリン分泌を促したりするホルモンの分泌を亢進させる。 ・脂肪細胞がGPR120を介して、血中脂肪酸の高濃度を感知すると、脂肪…
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第121回 肥満遺伝子の影響度は僅か1%以下です!

人類の歴史に於いて、厳しい自然環境と食糧事情の中で、いかに飢餓を凌いで生き延びるかと云うことが、最も重要な課題でした。そんな過程の中で、体内に脂肪を蓄えつつ、エネルギーの消費量を抑える機能が自然に備えられてきました。米国の遺伝学者ニール(J.V. Neel)は、このような考え方に立って、人には倹約遺伝子(Thrifty gene…
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第92回 肥満遺伝子の検査とダイエット

アップデート 2012.4.10 手頃な検査器で肥満遺伝子を検査し、効率的なダイエット方法を見つけましょう! 某メーカーのこんなキャッチフレーが目立ちます。 三種類の肥満関連遺伝子の特徴を調べて、適切なダイエットタイプをアドバイスするというものです。一般人が聞きなれない難しい言葉を並べるのは、この種の商法の常套手段です…
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第34回 遺伝子とタンパク質合成の仕組み

<DNA> DNAとはデオキシリボ核酸のことで、ヌレオクチドという有機化合物が作る二本の鎖がらせん状に捻じれて出来ています。ヌレオクチドは糖、リン酸、塩基の三つの成分で構成されており、塩基は(A)アデニン、(T)チミン、(G)グアニン、(C)シトシンの4種類があります。 分かりやすく云うと、DNAは、生物の体の構築や生命…
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